抗体検査・予防接種・子宝整体で妊娠準備をしましょう

投稿日時:2019/04/25(木) 09:49

ここ数年、風しんの流行が問題視されて、
大人の風しんの予防接種が推奨されるようになってきました。
自治体によっては、無料で抗体検査や予防接種を受けられるように
補助を行っているところも出てきていますね。

厚生労働省からも、
「妊娠を考えるなら、麻しん風しん混合ワクチンを。」
というリーフレットが出されています。
麻しん風しん混合ワクチンはよく「MRワクチン」と言われています。
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/dl/poster05.pdf

それによると妊娠の可能性のある
20-40代女性の約14%は
風しんの感染予防に十分な抗体を
持っていないそうです。

妊娠中に風しんにかかると、
先天性の難聴や心疾患など
深刻なトラブルを抱えて赤ちゃんが産まれてくる
リスクが高まります。


妊娠に備えて抗体検査をし、
必要に応じて予防接種をしておいた方が良いのは、
風しんだけではありません。

水ぼうそう、はしか(麻しん)、おたふくかぜは
妊婦さんや胎児に影響を及ぼす恐れがあるのです。

水ぼうそうの場合には、多くの人が抗体を持っていますが、
出産直前にかかると、
新生児が重症の水ぼうそうを発症します。

はしかとおたふくかぜの場合には、
胎児への影響は明らかではありませんが、
妊娠初期にかかると流産や早産となる危険があります。


せっかく授かった命を
予防できたかもしれない感染症で失ってしまうことは
何としても避けたいもの。


妊娠中には、予防接種を行うことができませんから、
妊活を意識したら、
夫婦そろって抗体検査と予防接種を受けることを
おすすめします。





また、「百日ぜき」も抗体を持つ大人が少なく、
乳幼児がかかると重症化する恐れのある感染症なので、
できればあわせて抗体検査と予防接種を受けることが
理想です。


風しんの予防接種を受ける場合、
女性は生理中か生理直後の確実に妊娠していないことが
分かる時期に行うようにしましょう。
接種後は2か月間の避妊が必要だそうです。
男性は、接種後の避妊期間は必要ないとのこと。


もしも夫婦以外にご両親や兄弟姉妹など、
同居の家族がいらっしゃるのなら、
出来るだけ、上記の感染症の抗体検査や予防接種に
協力してもらいましょう。

家族内だけでなく、
外出先などで接する可能性のある、
世の中の妊婦さん、赤ちゃんへの思いやりとしても
大切なことだと思います。


妊娠・出産時に気になる感染症対策とあわせて行いたいのが、
二人の身体のコンディションを整えること。

普段から腰痛を抱えているのならば、
骨盤のゆがみなどから、
全身の血流が悪くなっている可能性があります。

血液がリンパの流れが悪いと、
妊娠しずらくなる可能性があります。


そして、女性の場合は、
妊娠してお腹が大きくなってくると、
どうしても腰に負担がかかることになります。
もともと腰痛もちですと
悪化してしまうリスクがありますから、
妊娠前に腰痛を改善しておくようにしたいですね。

妊活専門の匠整体院では、
妊娠に向けての体質改善の
お手伝いをしています。

赤ちゃんを授かったあとは、
安産整体で出産に向けての
コンディション作りを応援します。