着床を妨げる成分があることをご存知ですか?

投稿日時:2019/02/14(木) 11:47

ここ数年で、現役の医師が健康に関する情報を
テレビで伝える番組が増えたように思います。

「あの食材が○○に効果的」と言われた翌日には、
売り場から品物がなくなるほどです。
このことは、健康への関心が高いことが
伺える現象だと思います。

一方でデリケートな内容であるが故に、
なかなか取り上げられないのが
妊娠に関わる食材の話題です。

健康であれば、月経サイクルも整い、
自然に妊娠する確率が高くなるというのは、
最早常識として広く知られるところとなりました。

そして、加齢によるリスクも含めた上で、
“健康”であることは、なにより重要なのです。

不妊子宝整体と称して施術を行っている当院では、
肉体的なアプローチだけでなく、
栄養、習慣、メンタル面など様々な角度から
ご自身の”健康”を支えるサポートをしています。

施術を通して身体のバランスを整えたら、
摂取する栄養面のバランスをとることも大切になってきます。

あまり知られていないことかもしれませんが、
実は着床を妨げるとされている成分が、
女性にとって必要とされている食品に含まれているのです。



その成分とは、「銅」です。

銅は、血液に含まれるヘモグロビンに
鉄分を渡す役割を担っています。
女性に多く見られる症状の一つである、
鉄欠乏性貧血の原因の一つが、銅不足とされているのです。

銅が不足すると、鉄欠乏性貧血以外に、
骨粗鬆症や、動脈硬化を引き起こす要因になるといわれています。

以下は、銅が多く含まれている食品の一例です。
・牛レバー
・イクラ
・さつまいも
・きな粉
・納豆
・チョコレート など

女性ホルモンに似た働きがあることで知られている
大豆イソフラボンを多く含む納豆は、
妊娠をのぞむ女性にとって必要とされる食品の一つです。

美容や脳の活性化に効果があるとされる
カカオポリフェノールで知られているチョコレートも、
注目すべき食品に含まれています。

1日あたりの銅の推奨摂取量は、
成人女性で0.8mgです。

納豆50g(約1パック)あたり、
銅は0.3mg含まれています。
チョコレート50gあたりで、
銅は0.27mg含まれています。

他の食品と併せての摂取量に、
気をつけなければいけない数値ですね。

一方で、銅の吸収を妨げるとされている成分もあります。
それは、「亜鉛」です。

亜鉛は、傷の回復力向上、発育促進、
味覚の正常化のために必要な栄養素です。

以下は、亜鉛が多く含まれている食品の一例です。
・生牡蠣
・豚レバー
・卵黄
・チーズ など

1日あたりの亜鉛の推奨摂取量は、
成人女性で8mgです。

豚レバー100gあたり、
亜鉛は6.9mg含まれています。
プロセスチーズ50gあたりで、
亜鉛は1.6mg含まれています。

どちらの成分も過剰に摂取すると、
健康を損なう可能性があります。
亜鉛と銅のバランスがとれた食事を心掛けるようにしつつ、
サプリメントなども活用しましょう。

必要栄養素のバランス管理と
整体による代謝しやすい身体づくりで、
真に”健康”的な身体を手に入れてみませんか?