台風シーズンの体調不良にご用心!妊活で普段からできることは?

投稿日時:2019/08/08(木) 10:13

年々夏の暑さは厳しく、
残暑も長く続きます。

あまりの暑さが続くと、
たまに降る雨が
ありがたく感じることもあります。

が、台風やゲリラ豪雨
となると話は別です。

夏から秋にかけては、
日本列島は台風シーズンです。
まだまだ残暑も厳しいので、
暑さ対策と
台風対策の両方が必要です。

突然の雨や台風の時、
なんだか体調が優れない
という経験はありませんか?

頭痛がする、
関節が痛む、
体が重く感じるなど
いつも感じない不調を
感じることがあるかもしれません。

体調だけでなく、
気分が落ち込んだり、
やる気が出なかったり、
憂うつな気分になることもあります。

この症状はたまたま
不調になったのではなく、
急激な気圧の変化が原因です。

台風が来ると、
急激に気圧が低下します。

気圧の変化に
体が順応しようと頑張るので、
体がストレスを受けます。
それに対抗して
自律神経が活性化されます。

自律神経には、
交感神経と副交感神経の2種類あり、
それぞれ全く異なる働きをしています。

交感神経は
血管を収縮させ
体を活発に動かす働きがあり、

副交感神経は
血管を広げて
体をリラックスさせる働きがあります。

通常人の体は、
この交感神経と副交感神経が交互に働き、
緊張と弛緩を繰り返しています。

正常な働きをしていると、
活動する時と休息する時の切り替えを
自律神経がしてくれているので、
体がいい状態で機能します。

ところが
急激な気圧の変化が起こると、
交感神経と副交感神経の調整がうまくいかなくなり、
自律神経のバランスが崩れ
体調不良を起こします。

特に台風は気圧の変化が急激で、
移動スピードも速いのが特徴。

この変化に体がついていけず、
いろんな不調が症状として出てきます。

夏から秋にかけては台風だけでなく、
局地的な大雨も多く、
体調を崩しやすくなるのもこのためです。




特に妊活中の
自律神経の乱れは大敵です。

自律神経が崩れれば、
ホルモンバランスも崩れやすくなり、
妊娠しにくくなります。

日頃から自律神経のバランスには
気を配りたいものです。


生活習慣として下記の点に気をつけましょう。

・普段から適度な運動をする
激しい運動をする必要はありませんが、
駅まで早歩きをする、
1日1回はウォーキングをするとか、
エレベーターでなく階段を使う
など体を動かしましょう。

・バランスのよい食生活をする
栄養が偏らないように、
毎日は難しくても、
一週間くらいのスパンで
一通りの栄養素を摂る工夫をしましょう。
食事時間もなるべく規則正しくするといいですね。

・お風呂に入る
夏でもシャワーではなく
湯船に入ると体の巡りがよくなります。

・リラックスする時間を持つ
寝る前は照明を落として、
ゆったりとした時間を持ちましょう。
寝る間際までテレビやパソコン、スマホを触っていると、
質の高い睡眠がとれません。
脳を休める時間を作りましょう。

・喫煙しない、飲酒は適量で
タバコを控えることと
深酒をしないことも大事です。

台風シーズンは普段以上に
規則正しい生活を心がけて、
しっかり睡眠をとり体調管理をしましょう。

匠整体院では、
妊娠に向けた体づくりと
季節の体調管理のお手伝いもしています。