不妊治療で男性ができることは?

投稿日時:2019/07/25(木) 09:26

不妊治療を始めるとき、
まずは女性が病院に行き、
検査を受けることが多いです。

ですが、
不妊の原因の50%くらいは
男性にあると言われています。

その原因は、
・造精機能障害
・射精障害
・勃起不全
など。

造精機能障害は、
精子を造る機能が低い状態、
または精液中に精子がない状態です。

精液の通り道がつまっているのが原因で
機能が低下している場合は、
手術などで治療ができます。
精液中に精子がない状態でも、
精巣内で精子を見つけることができます。

不妊の原因が男性にある場合のほとんどが
この造精機能障害にあたります。

射精障害、勃起不全は
年齢とともに確率が上がります。

40代では20%くらいにのぼるとも言われています。

勃起不全は一般的にEDと言われていますが、
ストレスやメンタルが原因のことが多いとのこと。

仕事や人間関係のストレスもありますが、
不妊治療が心のストレスになっていることもあります。

タイミングが大事とはいえ、
排卵期の夫婦生活がプレッシャーになり、
逆効果になることもあります。

今は専用の治療薬も出ているので、
深く悩みすぎず、
早めに専門医に相談するといいですね。


以前に比べて
自然妊娠の確率が減ってきたのは事実のようです。

自分たちが特別ということはないので、
気軽に相談してみるといいですね。





不妊治療を始めるとき、
男性の生活習慣を変えてみるのも方法です。

・禁煙する
愛煙家には辛いかもしれませんが、、、
不妊治療を機に
タバコをやめてみるのはいかがでしょうか?

不妊治療中だけでなく、
めでたく妊娠し、
赤ちゃんが生まれた後にも、
そしてご自身の健康のためにも、
禁煙はおすすめです。

・お風呂に気をつける
精巣は熱に弱いので、
温め過ぎない方が良いです。

お風呂は38度くらいの設定にして、
5分以内の入浴を。
長風呂は控えましょう。
高温のサウナも
妊活中は控えた方がいいですね。

・PCを膝の上に置かない
同じ理由で、
ノートパソコンを膝の上に置いて、
長時間作業するのも控えましょう。

・二輪車に乗らない
自転車やバイクなどの二輪車は、
精巣を圧迫します。

通勤の際は、駅まで徒歩で!
ウォーキングは1番シンプルな全身運動です。
体を動かして健康的に暮らすことも、
不妊治療に役立ちます。

・精液を貯め過ぎない
古い精子を貯めておくのは良くないので、
禁欲生活で貯め過ぎず、
フレッシュな状態にする方がよいと言われています。

・風疹の予防接種を受けておく
風疹の感染力は強く、
もし妊娠さんに感染すると
生まれてくる赤ちゃんが
障害を持つ可能性が高くなります。

男性の風疹患者は
女性の5倍くらいと多く、
特に働きざかりの世代に多いのも特徴です。

いつ妊娠してもいいように、
準備しておきたいですね。


不妊治療を始める時に、
暮らしの中で男性にできることを紹介しました。

まずは日常生活でできることから
はじめてみませんか。

不妊治療のゴールは人それぞれ。
長いトンネルと思うと、
精神的な負担が大きくなります。

不妊治療をしていくプロセスも、
二人で楽しみながら
リラックスして取り組めるといいですね。

経験豊富な匠整体院では、
不妊治療のアドバイスを
いろんな角度からしています。