妊活の「35歳の壁」。精子も卵子も年齢を重ねると劣化するって本当?

投稿日時:2019/03/27(水) 12:55

妊活に関して「35歳の壁」というのがあるのをご存知でしょうか。

これは、男女とも35歳を過ぎると
妊娠率がグンと下がることを指したものです。

女性の場合、妊娠の鍵となるのは卵子ですが、
では卵子のもとは何歳の頃が一番多いのでしょうか。

実は、卵子のもとは生まれた直後が最も多く、
その後は年齢とともに減少していきます。

さらに、年齢を重ねていくと排卵されても健康な卵子ばかりではなく、
うまく受精できないために妊娠率が下がってしまいます。

つまり、女性の場合は月経が順調に続いたとしても、
年齢とともに妊娠しにくくなっているのです。

さらに、卵子も年齢とともに老化していきます。

そのため、せっかく妊娠しても若い頃と比べて、
流産の可能性が高くなります。

このように、女性は年齢とともに妊娠しにくくなるという現実は、
妊活をする上で知っておいたほうがいいでしょう。

■精子も年齢により老化する

卵子が年齢とともに老化するなら、精子だって同じではないか
と思った方も多いことでしょう。

実はそのとおりなのです。

男性の精子も年齢とともに老化していき、妊娠しにくくなります。

不妊の原因は男性にもありますが、
確率からいうと男女半々といったところです。

つまり、不妊の原因は女性ばかりではないのです。

一般的に、男性は35歳で精子の活動が衰えてくると言われています。

男性の体そのものも、35歳くらいから体力のかげりを感じてきますから、
その体で作られる精子が劣化するのも、ある意味当然なのかもしれません。

精子が劣化するということは、
精子の運動率が下がるということです。

つまり、膣内に射精しても卵子までたどりつけなくなるのです。

さらに、精液の量や精子の数も年齢とともに減っていき、
正常な精子の割合も減少するため、ますます妊娠しにくくなっていきます。





■妊娠しやすい体を作る

普段の生活をしながら少し気をつけるだけで、
妊娠しやすい体を作ることができます。

・バランスのよい食事

体を健康にするには、食生活の改善が大切です。

食べたものが人の体を作るのですから、これは当然のことです。

食べるのは野菜を中心にして、肉と魚を
バランスよく食べる食事に変える必要があります。

肉はスタミナ源ともいわれますが、
できれば魚を多くしたほうが健康のためにはいいようです。

・軽い運動をする

ジョギング程度の軽い運動を毎日続けましょう。

あまりハードな運動はかえって逆効果なので、
額にうっすらと汗をかく程度の運動が理想です。

軽い運動をすれば心肺機能が改善され、
血液の循環もよくなって体の中から健康になります。

その結果、男性の場合は精子の運動性能が上がり、
女性も卵子の劣化を抑えることができます。

また、男性の場合は禁煙したほうが精子の動きが活発になります。

タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させて動脈硬化の原因となりますから、
体にとっては有害でしかありません。

さらに、ニコチンは精子の生成にも悪影響を及ぼしますので、
妊活のためには禁煙は必須と考えましょう。


体にいいこと、は妊活にもいいこと、なのです。
子宝整体は体づくり以外の面でも妊活を応援しています。