カフェインを妊活に活用しましょう

投稿日時:2019/03/06(水) 11:12

コーヒーに含まれる成分の一つであるカフェインには、
妊活中だけでなく妊娠中にも役立つ作用があることはご存知ですか?

大阪大学大学院医学系研究科の下屋浩一郎医師らが行った調査において、
妊婦がコーヒーを飲んだとしても、
出生体重や胎盤の状態には影響がないことが確認されています。
加えて、適量のコーヒー摂取により
妊娠中のストレスが軽減されたという結果も出ています。

カフェインの効果としてもっとも知られているのが、
覚醒作用です。

他には、利尿作用、解熱鎮痛作用、
血管拡張作用、胃酸分泌促進作用など
があることがわかっています。

カフェインは体内に蓄積することはなく、
16~20時間後には排出されてしまいます。

一般的に、健康な成人が一日に摂取してもよいとされる
カフェインの適正量は、
コーヒーであれば3~5杯、
カフェイン入り炭酸飲料(エナジードリンクなど)の場合は
8缶とされています。

個人差はありますが、
いずれ排出されてしまうとはいえ一度に過剰摂取してしまうと、
頭痛や不整脈、不安やイライラといった精神障害などが
発生する場合があります。


一方で、カフェインを摂取した後に
適度な運動を行うことで、
脂肪がエネルギー源として利用されやすくなり
持久力が向上するとも言われています。

特定保健用食品のマークがついた飲料に、
「脂肪を代謝する力を高め……」
と記されているのは、
飲料中に含まれるカフェインの作用によるものです。

カフェインは、摂取後すぐに効果が出るものではありません。
小腸の粘膜から吸収され、
血液中に溶けた成分が全身を巡るにあたっては、
30分から1時間ほどかかるといわれています。

その後効果は、2時間半から4、5時間ほどかけて薄れていきます。
効果が半減している時間内に、
カフェインを追加摂取した場合
効果の継続時間は延長されます。

カフェインの成分による効果の表れには個人差がありますが、
朝に飲んだコーヒーが夜の睡眠の障害となる場合は、
殆どないといえます。

カフェインの影響を受けやすい方や
摂取を制限したいとお考えの場合は、
・デカフェ(カフェイン含有量が少ない)
・カフェインレス(カフェイン含有量が少ない)
・カフェインフリー(カフェイン含有量が少ない)
・ローカフェイン(カフェイン含有量が少ない)
・ノンカフェイン、カフェインゼロ(カフェインが含まれていない)
といった表記のある飲料を選ぶようにしましょう。





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カフェインの摂取以外で
妊活中の女性にとって気になる症状といえば、
冷え症や肥満、骨盤の歪みなどが挙げられるでしょう。

適度なカフェインの摂取と運動を組み合わせることは、
血流の改善効果が期待できるだけでなく、
肥満への不安を解消することにつながりそうです。

血流を阻害する筋肉のコリやハリを施術にて解しながら
むくみを解消するために
カフェインの利尿作用を活用するというのも一つの方法です。