深部体温の調節作用で、睡眠改善だけでなく妊活にも◎

投稿日時:2019/01/23(水) 10:30

布団に入った瞬間が一番寒いと感じる方は
いらっしゃいませんか?

電気毛布や湯たんぽを使って布団を温めていても、
朝まで電気をつけっぱなし、
湯たんぽを入れっぱなしでは
かえって身体を冷やしてしまうかもしれません。

最近は寝具も改良が進み、
軽くて暖かい素材のものが
手軽な値段で購入できるようになってきています。

布団が温まりにくい、重たいと感じるようであれば、
買い替えを検討されても良いかもしれません。

理想的な入眠のタイミングは、
入浴から90分後に布団に入ることだといわれています。

90分とは、入浴により高まった深部体温が、
元の温度に戻る平均的な時間を指します。

入浴後に深部体温が下がる際、
通常起きている時よりもさらに下がるといわれています。
この体温の変動により、
身体が睡眠に入りやすくなるのです。

温泉に浸かった日に
良く眠れたと実感しやすいのは、
この深部体温の上下差が激しくなることが
関係しているのだそうです。

忙しくて湯船に浸かる余裕がない場合は、
深部体温を上げ過ぎないシャワーのみで済ませることも
効果的だと言われています。



妊活中の女性の多くは、
身体を温めたいと思われるかもしれません。

それでも、シャワーのみの入浴で済ませなくてはいけない場合は、
足湯を試してみましょう。

リラックス効果のある
カモミールやラベンダーなどのアロマオイルを垂らして
ゆったりしてみるのもお勧めです。

足湯で温まってもすぐに冷えるという方は、
フリースや毛糸素材のルームソックスを履いて保温しましょう。

布団の中も冷たいからといって
ルームソックスや靴下を履いて寝ると
深部体温が下がりきれないため、
睡眠の質が悪くなるといわれています。

布団に入ってしばらくしたら、
靴下の類は脱いでしまった方が良いでしょう。

妊活における睡眠の重要性は、
医師だけでなくメディアでも度々取り上げられています。

肌の調子を整えるだけでなく、
卵子や精子の質にも関わるホルモンの分泌をはじめ、
神経・脳の機能回復には睡眠が欠かせません。

質の良い睡眠において、
もっとも心掛けたい決まりごとは一つだけです。

それは、
「眠くなったら布団に入る習慣をつける」ことです。

布団に入ってから眠ろうとするよりも、
眠くなってから布団に入る方が
より質のよい睡眠をとることができるそうですよ。

不妊子宝整体においても、
睡眠のとり方や質を重要視しています。

朝すっきりと目覚めることができれば、
一日を活動的に過ごすことができ、
充足感を得られるでしょう。

ストレスを溜めこまない生活サイクルへと
少しずつ改善を進めて、
日中は活動的に、夕方以降はリラックスできる
リズムにしていきましょう。

活動サイクルを整えることと同様に、
身体が抱えている不調へのケアも忘れずに行いましょう。

肩こりや腰痛などは、
症状の重さによっては睡眠を妨げる要因となってしまいます。

身体を取り巻く筋肉は連動するものなので、
離れた箇所の不調であっても
放置せずにケアを行いましょう。