足の筋肉を動かして冷えを防止しましょう

投稿日時:2019/01/04(金) 10:34


この年末年始は、冷え込みが厳しかったですね。


元気な赤ちゃんを授かるために、避けたいのが体の冷え。
手足の先など末端や身体表面の冷えは、
寒い冬ならばある程度はしかたないと思われますが、
何としても避けたいのが内臓の冷えです。

子宮を含む内臓が冷えてしまうと、
身体のあちこちに不調が現われることになります。
また、妊活をしていく上でも冷えは大敵です。
子宮が冷えているということは、子宮の血流が悪くなっているということ。
しっかりとした血流がないと、卵子の成熟が悪くなったり、
子宮に受精卵が着床しにくくなります。
また、全身に充分な血液が流れて、栄養や酸素などが行き届いていないと、
生命維持を優先しないといけない状態だと身体が判断して、
妊娠しづらい状況になってしまうのです。


そのようなことから、
これから迎える厳しい寒さの日々に向けて
他の季節以上に心がけたいのが、
全身の血流を良くしておくこと。


毎日20分程度のウォーキングやお風呂上りのストレッチなど、
軽い運動で良いので、負担にならない程度に適度な運動を
日々の生活に取り入れましょう。

過ごしやすい季節ならば、気持ちよくウォーキングに出掛けることも
出来そうですが、寒い日が続くとどうしても外出するのが億劫になりがちで、
歩く機会も減ってしまいます。
仕事で座りっぱなしだったり、家の中の暖かくした部屋でじっとしていたりでは、
身体を動かすことが減ってしまい、血流も悪くなってしまいます。

また、筋肉を動かすこと=熱を発生させることなので、
身体を動かさないでいると

ますます体が冷えてしまいやすくなります。






寒い中外出はしたくないというのなら、
家の中でできる運動をしてみましょう。

ひとつは、第二の心臓と言われるふくらはぎのエクササイズ。
少し段差のあるところで、かかとを宙に浮かせてつま先立ちをします。
ここから、かかとを上げ下げして動かしましょう。
段差でなくても、平らなところで行ってもいいですし、
上げ下げしないで、つま先立ちだけでも効果はあります。
ふくらはぎには心臓のようにポンプ作用があって、
血液を心臓に送り返す機能を持っているのです。
ふくらはぎを動かして、ポンプの働きをしてもらうことにより、
全身の血流が良くなるのですね。


もう一つは、スクワット。
腿の大きな筋肉(大腿四頭筋)を使うスクワットも
ふくらはぎのエクササイズと同じく、
筋肉がポンプの役割をしてくれることで、血流が良くなります。
暖かくした部屋で、道具も人居場所も必要なく手軽にできるが魅力です。
ただし、膝や腰を痛めていたり、違和感を持っている人は
ムリにスクワットを行わない方が良いでしょう。


ちょっと身体を動かくことを意識すると共に、入浴はぜひ湯船につかってください。
シャワー派の方もいらっしゃるかと思いますが、
全身が温まるのは、シャワーを浴びるよりもよりも湯船につかること。
37~39℃くらいのお湯に全身で15~30分程浸かると全身が温まるはず。


そして、服装にもちょっと配慮を。
冷えを感じやすい三首(首・手首・足首)を冷やさないようにする。
お風呂上りは、暑いと薄着で過ごしてしまいがちですが、
薄着は避けて、足元の冷え防止のために靴下も履きましょう。

身体の芯まで冷え切ってしまうと、温めるのは簡単ではありません。
無理のない範囲の出来ることで、冷え対策を行っていきましょう。

さらに不妊整体をあわせて行うことで、
待望の赤ちゃんを迎えることができるといいですね。