実はNGな、妊活中「冷え」の対処方法

投稿日時:2023/03/31(金) 10:32

今年は平年より暖かくなるのが早いものの、
突然季節が逆戻りしたかのように冷え込む日もあったりして、
体調管理が難しくなっているように思います。

季節の変わり目にあたる今の時期は、
最高気温と最低気温の温度差が
10℃以上となる日も多く、
寒暖差疲労による不調を訴える人が増える傾向にあります。

寒暖差疲労は、衣服による体感温度調整や、
エアコンなどの空調機器を使うことで
予防することができます。

妊活中の女性はもちろん、男性にとっても、
季節の気温変動に伴う「冷え対策」は
行うべきものです。



ところで、皆さんは「冷え対策」として
どのようなことを行っていますか?

衣服による対策として、
保温効果の高いインナーの着用や、
重ね着をしているという方は多いでしょう。

でも、その組み合わせは正しいものでしょうか?

重ね着そのものは昔から取り入れられてきた
体温保持のための方法なのですが、
着用する衣類のタイプには注意が必要です。

最もやってはいけない重ね着の組み合わせは、
タイツの重ね履きです。
この組み合わせは、締めつけによる血行不良が起こりやすくなり、
より冷えてしまう原因となります。

冷え対策としてタイツを着用する場合は、
デニールの数字が大きいものを1枚だけ着用するようにしましょう。

裏起毛タイツもお勧めですが、
スキニーパンツの下に履いてしまうと
同様に血行不良を起こしやすくなるため、
こちらの組み合わせもお勧めはしません。

タイツとボトムを組み合わせるのであれば、
薄地のものとストレートもしくはワイドパンツとの
組み合わせをお勧めします。

レッグウォーマーや靴下との併用も良いですが、
いずれの場合も、締めつけと蒸れにはご注意ください。
重ね着をしたまま汗をかいてしまうと、
身体がさらに冷えてしまいます。
同時に、しもやけを起こすリスクも高まりますので、
重ね着をする際の組み合わせは、よく考える必要があります。

衣服による体温調整とは別に、
冷え対策としてお勧めしたいのが、整体です。



人の身体は寒さを感じると、筋肉が収縮して硬くなります。
冷たい風が吹いた時に首をすくめる動きをしてしまうのは、
このためです。

整体による施術は、
肩こりや腰痛といった身体の不快感を、
和らげるためだけのものではありません。

整体は、筋肉の緊張を解くと同時に、
その筋肉が支えている骨の位置を整え、
骨格全体の歪みを正していくものです。

筋肉の強ばりをそのままにしておくと、
炎症を起こす可能性があります。
炎症を起こした筋肉は熱を持つため、
湿布を貼られる方もいらっしゃるでしょう。

冷感湿布は冷えすぎるからと
温感湿布を選ばれる方もいらっしゃいますが、
筋肉の状態によって使用する種類が異なりますので、
まずは専門医に診てもらうことをお勧めします。

当院は、不妊治療を行っている方を対象に施術を行う
不妊専門の整体院です。
不妊の原因の一つともいわれている「冷え」の対策に、
当院の施術を取り入れてはいかがでしょうか。