妊活中の今、リラックス神経にブレーキがかかりすぎていませんか?

投稿日時:2023/01/12(木) 10:09

コロナウイルスやインフルエンザの流行、
物価の上昇に、不安定な世界情勢など、
妊活中に欲しくない情報が溢れて、
毎日ストレスを感じているという方も
多いのではないでしょうか。

「ストレスは、妊活の大敵!」
と目くじらを立てて
ストレス発散に力を入れてはいませんか?

実は、そこに落とし穴があります。



「ストレス発散をするという目的が、ストレスになっている」
そんな負のループに、陥ってしまってはいないでしょうか?

ストレスを感じると、
自律神経が刺激されて、身体が緊張状態となります。
この時、脳内では酸素の消費量が大幅に上昇するため、
生み出される活性酸素の量も増加しています。

活性酸素は、通常、体内の抗酸化酵素によって
抑え込まれていますが、
処理できる量には限界があります。

多すぎる活性酸素は、自身の神経や細胞を傷つけます。

傷つけられてしまった神経や細胞は、
本来のポテンシャルを発揮することが難しくなります。

すると、どうなってしまうのか?

必要な栄養素を取り込んでも、
効率的に使うことができず
エネルギー不足となります。

エネルギーの不足状態とは、
すなわち「疲労状態」のことをいいます。

一日の終わりに疲労を感じるのは
当然のことと思いますが、
同時に次のような自覚症状が現れることはありませんか?

・落ち込みやすいと思う
・少しの動作で疲れを感じる
・やる気が起こらない
・些細なことが気になる
・気がつくとうつむいている
・目覚めがすっきりしないと感じる

このような症状が、
3つ以上現れるようになったら、
「副交感神経優位タイプ」になっている可能性があると
思ってもらって良いでしょう。

よく、交感神経はアクティブで昼の太陽的な神経、
副交感神経は、リラックスをする夜の月的な神経に例えられます。

リラックスや休息は、
生きるために大切な行為なので
「優位になってなにが悪いの」
と思われるかもしれません。

しかし、優位になりすぎると
頭痛や徐脈(脈が遅くなること)などの症状が
現れるようになります。



頭痛緩和には市販薬を使用することもできますが、
徐脈は専門の医師による診察と薬の処方が必要な症状です。
使用される薬には、副作用が伴うことが報告されています。
いずれの場合も、妊活を続けたいのであれば、
症状を避けるための努力をする必要があります。

副交感神経の優位は、自律神経の乱れと言い換えることもできます。

自律神経の乱れを解消し、
再びバランスが取れた状態とすることを
自力で行おうとするのは、
思っているほど容易なことではありません。

なぜなら、自律神経の乱れそのものを正常化へ導く薬は、
存在しないからです。
そして、副交感神経優位タイプと一括りにいっても、
その原因は、一人ひとり異なるものなのです。

匠整体では、おひとりずつ丁寧に対話することで、
心と体の状態から整えていくサポートをしています。

不妊治療だけでは難しいとされる体質改善も、
妊活専門の当院であれば
実現のお手伝いができることと思います。