「高齢出産」は珍しい事!?

投稿日時:2018/04/06(金) 10:43

妊活中のご夫婦や、ライフプランでいつ子供を持ちたいかと考えている方は、
「高齢出産」は気になるキーワードかと思います。

この「高齢出産」、日本産婦人科学会の定義では35歳以上で初めての妊娠・出産の事を指しています。
1993年以前は30歳以上の初産が高齢出産とされていましたが、
晩婚化が進み・出産年齢も高齢化してきたことや国際産婦人科連合での定義が35歳以上の初産婦であることが、
影響していると思われます。


2009年の調査ですが、35歳以上での分娩は全体の22.5%と言う数字があります。
生まれた赤ちゃんのうち、5人に1人以上のママが35歳以上なのです。
国の人口動態統計でも、2014年以降の第一子出生時のママの平均年齢は30歳以上となっています。
そして、「超高齢出産」という定義もあります。50歳以上の閉経後の女性が妊娠出産することです。
きわめて少数ですが、50歳以降も妊娠・出産が可能であることがお分かり頂けるかと思います。


「高齢出産」と言う言葉に怖気ついてしまいがちですが、このような統計の数字を見ると、
気にし過ぎなくても良いと感じませんか?

ここで、勘違いしてはいけないのが「初産婦」の場合が35歳以上だということ。
経産婦の場合は、40歳以上の妊娠・出産が「高齢出産」と定義されるのです。
二人目以降の妊娠を望んでいるのならば、35歳を過ぎてしまったから…。
と諦めたり、慎重になりすぎることはないと思います。
ご家族での諸事情はあるかと思いますが、年齢だけで諦めてしまうのは
もったいないと感じます。





とは言っても、「高齢出産」と定義されるのには訳があります。
それは、妊娠・出産に関するリスクが高くなるからです。
リスクが高くなってくるのは、30歳から徐々にと言われています。

具体的には、どのようなリスクがあるのでしょうか。

妊娠しにくくなる
ダウン症など染色体異常のある子が生まれる率が上がる
「妊娠高血圧症候群」「妊娠糖尿病」「甲状腺疾患」などの発症リスクが高まる
流産・早産の確立が上がる

などが、挙げられます。


様々な原因が考えられますが、卵子や精子の老化もその一つと言えるでしょう。

そうなると、いかに卵子や精子の老化を防ぐかということが、妊活における重要なポイントということになります。


実年齢よりも見た目が若々しい、体力がある、活動的だ…などと、同じ年齢でも身体や精神などの年齢は人それぞれ。
同様に同じ年齢でも、子宮や卵子、精子の若々しさも人それぞれ違います。
卵子や精子を出来る限り若々しい、質の良いものにすることが妊娠への近道ではないでしょうか。


不妊子宝整体の匠整体院では、骨盤のねじれや歪みを正し、子宮や卵巣を正しい位置に戻して、
血液やリンパ・神経系の流れを整えるなど、質の良い成熟した卵子の育つ環境を整える
お手伝いをさせていただいております。


高齢出産と言われる年齢になってしまったけれど、自然妊娠で子どもを授かりたいというご夫婦は、
ぜひ不妊子宝整体で、体のコンディションを整えてみませんか。