妊活中の熱中症対策にはこの栄養素を!

投稿日時:2022/07/07(木) 10:26

今年の梅雨は
期間も史上最短で、
例年にない
早い梅雨明けとなりました。

6月末からすでに
全国的に記録的な
猛暑が続いています。

となると、
気をつけなければいけないのが
「熱中症」です。


熱中症は
体温が上がって
体の水分や
ミネラルのバランスが
崩れたり、

体温コントロールが
うまくできなくなることで
めまいやけいれん、
頭痛などの症状が
あらわれる病気。


急激な暑さに
体がついていけず
体調を崩したり
酷い場合は
救急搬送されるケースも
珍しくありません。


涼しい部屋で過ごす、
水分補給をする、
外出を控えるなど
熱中症にはいくつか
対策がありますが、

妊活中の人にとって
最も大事なのは
食生活に気をつけることです。


暑い日は
食欲がなくなり、

サラダやそうめんなど
冷たくてあっさりしたものや
喉通りの良いものに
偏りがち。

でも、
暑いときこそ
自分では気づかないほど
たくさんの汗をかいていたり

体力やエネルギーが
消耗しています。


水分補給はもちろん、
汗によって失われた
ナトリウムやカリウムなどの
電解質を補うことが必要です。


電解質が不足すると
足がつって
こむら返りが起こりやすくなったり、
熱中症になりやすくなります。

汗によって失われた
電解質は
体内で作り出すことが
できないため、

食べ物や飲み物から
補給する必要があります。

特に妊活中の
熱中症予防に
必要な栄養素は
・塩分
・カリウム
・ビタミンB1
の3つです。



暑い日、体は
汗をかいて
体温を下げようとします。

汗をかくと
塩分(ナトリウム)と
カリウムが失われます。


塩分の摂りすぎは良くないという
イメージがあり、
「塩分控えめ」
「減塩」などの
食材が出回っていますが、

暑い時期は
しっかりと塩分をとることが
大事です。

汗をかいて
塩分(ナトリウム)が
失われると
体内のミネラルバランスが崩れ
体調を崩しがちに。

手軽に
塩分とミネラルを
両方補給できる食材として
「梅干し」があります。

梅にはもともと
カリウム、マグネシウム
リンなどの
ミネラルが豊富に
含まれています。

梅干しに加工することで
塩分も十分に
含むため、
熱中症対策に必要な
カリウムとナトリウムを
同時に補給できます。


ビタミンB1の補給には、
豚肉、納豆、ぬか漬けが
おすすめです。

まず、
豚肉はビタミンB1の宝庫。

糖質をエネルギーに変える働きがあり、
暑さの疲れや
倦怠感を減らしてくれます。

納豆には
ビタミンB1とカリウムが含まれ、
調理の手間もいらないので
暑い日の栄養補給に
ピッタリの食材です。

この時期、
いつも買い置きしておくと
便利ですね。


野菜のぬか漬けにも
ビタミンB1が多く
含まれています。

乳酸菌も豊富なので
腸内環境を整える
効果も期待できます。

酸味と塩味があり、
食欲がないときでも
食べやすいですね。



カリウムは
キュウリ、ズッキーニ
などの夏野菜や

スイカやバナナに
多く含まれます。

バナナは
道具を使わずに
皮をむくだけで
手軽に食べられる
フルーツ。

そのままでも
美味しいですし、
冷やして
ヨーグルトと一緒に
食べたり、

一口サイズに切って
冷凍しておくと
フルーツシャーベットとしても
楽しめます。

美味しく食べて
元気に暑い季節を
乗り越えたいですね。

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