妊活中、自律神経を整えるには脳のクールダウンも

投稿日時:2022/06/30(木) 09:42

気温が高くなる
これからの時期は
熱中症が心配です。

6月から7月にかけては
気温の上昇とともに
湿度が高い時期。

疲れやすくて
食欲も落ちがち、
ますます
体調管理が難しいですね。


熱中症は、
高温多湿の環境に
うまく順応できず、
突然のめまいや発熱、
筋肉のけいれんなどの
症状が表れます。

女性ホルモンの働きが
活発で
基礎体温の変化が激しい
妊活中は特に
注意が必要です。



気温が上がると
体だけでなく
脳も熱を持ちます。

体を動かすと
全身がポカポカ
温まるように、

集中して頭を使ったり
ストレスを感じた時は
脳にも熱がこもります。

脳は
自律神経を通して、
筋肉や臓器など
体のすべての動きを
コントロールする司令塔。

生命維持に必要な働きをする
自律神経は
24時間働き続けているので
常に発熱しています。

自律神経に負荷がかかれば
脳の発熱量も増えますが、

脳は頭蓋骨に
守られているので
中にたまった熱を
発散することができません。


暑い季節は
体温調整のために
自律神経が酷使されるため
脳の温度が上がりやすくなります。

さらに、コロナ禍で
マスクをつけっぱなしの状態だと
マスクの中にたまった
湿気の多い空気を吸うので
脳に熱がこもりやすくなります。

このように
脳に熱がこもった状態
(オーバーヒート)を
起こしやすい環境を
予防するには、

自律神経に負荷を
かけすぎないこと。

暑い季節は
脳に合わせた環境づくりが
重要です。

たとえば、
室温は22~24℃くらいの
少し涼しいくらいが理想的。

脳に合わせて室温を調整し、
寒さを感じたら
上着で調整すると
いいでしょう。

本格的な夏よりも
6月~7月頃は
脱水症状を
起こしやすい時期。

汗をかいて
体から水分や塩分が抜けていても
湿度が高いため
汗が蒸発せず
喉の渇きを感じにくいからです。

その結果
血液の流れが悪くなり
体に熱がこもりやすくなります。

喉が渇いてからではなく、
渇く前にこまめな
水分補給を心がけましょう。

水分をたくさん摂る場合は
ミネラルウォーターや
スポーツドリンクよりも
麦茶がおすすめ。



麦茶にはミネラルが
多く含まれていて
汗で失われた塩分を
補うこともできます。

自分で作って
手軽に飲めるのも
いいですね。


適度に体を動かすことも
脳のクールダウンに
つながります。

デスクワークで
長時間同じ姿勢でいると
血流が悪くなり
自律神経に負荷がかかります。

最低でも
1時間に1回は
立ち上がって動くように
しましょう。

水分補給をして
頻繁にトイレに行くのも
おすすめです。


体を動かすことが良い、
といっても、
激しい運動は
自律神経を酷使することになります。

軽いストレッチをしたり
散歩する程度の
軽い運動で十分です。

散歩は
気分転換にもなり、
足の筋肉を動かすので
血流も良くなります。

体を動かすことで
脳に新鮮な酸素と
栄養が補給され、
自律神経のバランスも整い
一石二鳥です。


外出するときは
風通しの良い服を着て
直射日光に当たらないよう
日傘をさすなど
暑さをしのぐための工夫も
しておきましょう。

匠整体院では
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