妊活中から気をつけたい腰痛対策

投稿日時:2021/11/18(木) 09:41

腰痛は誰もが経験する
症状のひとつ。

腰痛で悩んでいる人は多く、
日本人の4人に1人は
腰痛を経験すると
言われています。

二足歩行で生きるヒトとして、
腰は体の中心にあり
あらゆる動きや力を支える
基盤です。

腰痛の原因には
さまざまあり、
10代や20代の
若い世代で起きることも。

若い世代の腰痛は
スポーツによる怪我など
急性腰痛が多いです。

社会人になると
環境の変化による
ストレスや
偏った食生活などが
腰痛を引き起こすことが多いようです。


今回は
妊活世代の腰痛と
その対策をみていきましょう。


妊婦さんが
腰痛で悩む、、
ということは
よくあります。

妊娠すると同時に
体にはさまざまな変化が起こり、

お腹の赤ちゃんが
大きくなるにつれて
腰に負担がかかります。

妊婦さん自身も
体重が増えることで
腰痛を引き起こす、
ということも。

また
妊娠すると分泌される
ホルモンの働きによる
影響もあります。

赤ちゃんが生まれるときに
通る骨盤。

この狭い骨盤を開かせるために
骨盤の靭帯をゆるませる
ホルモンの分泌が多くなることが
腰痛の原因にもなります。


妊娠前から腰痛がある、
という人は
妊娠中や出産後にも
腰の不調を抱える
可能性があります。

体が身軽な
妊活中から
腰痛対策をしておきたいものです。


鏡の前に立って
自分の全身を見てみましょう。

姿勢が悪い人は
要注意です。

姿勢が歪んでいるのは
体を構成している
筋肉の働きが低下している証拠。

姿勢的にバランスを
崩している状態です。

筋肉の働きが低下すると
筋肉、関節、椎間板に
かかる負担も大きくなります。




腰痛は
日頃のちょっとした心がけで
かなり予防できます。

腰痛予防で重要なのは
日常の動作で
正しい姿勢を保つこと。

腰に余分な
負担をかけないこと。

例えば
かばんの持ち方ひとつでも
変わってきます。

いつも同じ側の手で
かばんを持つクセがあると
肩にも腰にも負担がかかります。

かばんの持ち方を変えるだけでも
腰痛対策になります。


座り方はどうでしょう?

足を組んで座るクセは
ありませんか?

普段なにげなくしている
座り方が
姿勢を悪くしているかもしれません。

寝るときの
姿勢も重要です。

寝るときは
横向きになり
背中を丸めて
腰を曲げます。

あおむけのときは
腰の下に枕を入れると
腰への負担が少なくなります。


腹筋を使うことも
腰を守ることに。

見た目に姿勢がよくても
腰を反ってしまうと
腰に負担がかかります。

座るときは
背筋を伸ばし
腹筋を使って
お腹を引っ込めるよう
意識しましょう。

腹筋は使い慣れていないと
力の入れ方がわかりにくいです。

あおむけに寝て
両膝を立て
下腹部の筋肉を意識しながら
上体を持ち上げる
腹筋体操と、

お腹の下に枕を敷いて
うつ伏せになり
両手を体の横につけ
背中の筋肉を感じながら
ゆっくりと上体を上げる
背筋体操。

この2つの体操を
10回ずつ
毎日してみると
腹筋が鍛えられ
腰への負担も少なくなります。

普段から腰痛や
腰に違和感がある場合は
早めに腰のメンテナンスを
しておきたいですね。

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一緒に
授かる体づくりを
していきましょう。