妊活にも影響大!積極的に取り入れたい栄養素、鉄分

投稿日時:2021/03/18(木) 09:57

妊活をはじめたら
まずは体づくりの基本、
食生活を見直したいもの。

妊活や妊娠中に
意識してとりたい
栄養素は
たくさんあります。

代表的なのは
葉酸
カルシウム
食物繊維
鉄分など。

これらは
厚生労働省によって
1日の摂取基準が
定められています。

普通の食生活では
基準よりも
摂取量が少ないことが
多いとのこと。

妊活をはじめたら
これらの栄養素を取り入れて
バランスの良い食生活を
心がけたいですね。

今回は、
その中でも
鉄分にスポットを当てて
まとめてみました。


妊娠すると
お腹の赤ちゃんが
成長するためには
母体にたくさんの栄養が必要です。

その前段階である妊活中は
赤ちゃんをいつ授かっても
大丈夫なように
準備をする期間。


妊活や妊娠中に
必要な栄養素として
まず葉酸が
挙げられることが多いですが、

葉酸と同じくらい
重要な栄養素が
「鉄分」です。


鉄分は
赤血球の主な成分である
ヘモグロビンを作るのに
欠かせないもの。

血液の中を流れる赤血球が
全身に酸素を運ぶことができるのは
ヘモグロビンのおかげ。

このヘモグロビンを作るために
鉄分が必要です。





多くの鉄分が
必要になるのは
お腹の赤ちゃんが大きくなってくる
妊娠中期から後期にかけて。

赤ちゃんの体や
赤ちゃんと胎盤をつなぐ器官、
胎盤に鉄分を貯めておいたり

血液量を増やすために
赤血球の量も多く
必要になるからです。

出産後も
授乳中に母乳を通して
赤ちゃんに鉄分を与えるために
十分な量の鉄分が
必要になります。


では、
妊娠してからの
摂取でもよいのでは?
と思うかもしれません。


実は、
鉄分の摂取は
妊活にも大きく影響します。


女性の体では
エストロゲンと
プロゲステロンという
2つの女性ホルモンが

生理と排卵などの一連の
生理周期に合わせて
分泌しています。

2つの女性ホルモンが
滞りなく分泌することで
子宮内膜を厚くし
受精卵が着床しやすい
環境に整えています。


排卵や妊娠に大きく
影響する
2つの女性ホルモンを
合成するには
鉄分が不可欠です。


鉄分は、
血液を運ぶ
ヘモグロビンを作るだけでなく、
卵細胞の成長にも
必要なので
妊活を始めたら
積極的に取り入れたい
栄養素ということになります。


鉄分は
毎日の食事から
こまめにとるように
こころがけましょう!


鉄分には
ヘム鉄と非ヘム鉄の
2種類あります。

ヘム鉄は動物性食品、
非ヘム鉄は植物性食品に
含まれます。

同じ鉄分でも
性質が異なり、
ヘム鉄の方が
吸収率が5倍多いと
されています。


ヘム鉄を多く含む食品は
鶏レバー、牛レバー
牛赤身肉、
カツオ、マグロ
牡蠣など。

これらを献立に入れると
効率よく鉄分を摂取できます。


植物性の非ヘム鉄は
ビタミンCと一緒にとることで
吸収率が上がります。

非ヘム鉄は
大豆、木綿豆腐、
厚揚げ、ひじき
ほうれん草、小松菜
プルーン、レーズン
などに多く含まれ、

ピーマン、ブロッコリー
パプリカ、果物などの
ビタミンCと
一緒にとると
吸収しやすくなりますよ。

鉄分は水溶性なので
スープなどに入れるのも
おすすめです。


匠整体院では
真剣に妊活に取り組む人を
全力で応援しています。

授かる体づくりを
一緒にしていきましょう!