妊活前に知っておきたい、女性の生理周期について

投稿日時:2020/10/29(木) 10:23

女性の体は神秘的。
1ヶ月の中でずーっと
同じ体調や気分のことは
まずありません。

というのも
女性には生理があり
毎月、
生理周期があるからです。

生理周期は
生理が始まった日から
次の生理が始まる前日までの間隔のこと。

期間は個人差があり
25日~38日くらいが
正常とされています。

生理周期は
エストロゲンと
プロゲステロンという
2つの女性ホルモンの
分泌バランスによって
調整されています。

個人差はありますが
各個人は一定の
生理周期があり

この周期は
・卵胞期
・排卵期
・黄体期
・生理期
の4つに分かれています。

妊活中は
妊娠の確率が高い
排卵期が注目されますが、
どの周期も
女性にとって大切な時期です。

周期によって
女性の心身のリズムは変わり、
体、心、肌に
あらわれます。

女性がヒステリーだと言われたり
心変わりが激しいと
思われがちなのは、
この周期が大きく関係しています。

それぞれの周期の特徴を知れば
普段の暮らしや妊活に
役立つヒントがあるかもしれません。

では、
ひとつずつみていきましょう。


「卵胞期」は
生理が終わってから
排卵までの期間。

エストロゲンが
最も多く分泌されます。

副交感神経の働きも
活発になるので
気分が安定しています。

心身ともに
ポジティブな時期です。

新陳代謝も活発なので
お肌が潤い
髪の毛もツヤが出ます。

女性がキラキラ
輝いているときです。


「排卵期」は
脳から排卵を促すホルモンが出され、
成熟卵胞から卵子が出ます。

排卵した卵子と精子が出会い
受精すれば
妊娠する可能性があります。

排卵期は
下腹部の痛みや腰痛など
痛みを訴える人も多いです。

ホルモンバランスが急に変わるので
元気だったり
落ち込んだり
感情の起伏が激しく
気分が不安定になりがち。

エストロゲンの分泌が少なくなるため
肌表面の皮脂分泌が増え
肌の調子が不安定に。







「黄体期」は
排卵後の卵胞が
黄体に変わります。

黄体ホルモンの
プロゲステロンが多く分泌され、
子宮の内膜が厚くなり
妊娠に適した状態に。

眠気が強くなったり
胸のハリや肩こり、
便秘などの体の不調や

怒りっぽくなったり
イライラしたりと
心も不安定になりやすい時期です。

黄体ホルモンの影響で
体温が上がり
体内に水分がたまりやすくなります。

ニキビや吹き出物ができたり
お肌のくすみが目立つように。


「生理期」は
成熟した子宮内膜が剥がれ落ち
血液として体外に排出されます。

プロゲステロンと
エストロゲンの分泌が
急激に落ちるため、

体温が下がり
体全体の血行が悪くなります。

冷えや
頭痛、腹痛などの生理痛を感じたり
生理の出血によって
貧血になることも。

生理のはじめころは
気分が憂鬱ですが、
終わりに近づくと
黄体ホルモンの分泌がはじまり
落ち込んだ気分が回復傾向へ。

血行不良なので
肌荒れやくすみ、
かぶれなどの肌トラブルが
起こりやすくなります。


このように
女性は毎月4つの
生理周期を繰り返しています。

体調の変化や
気分の波は
ホルモンバランスのよって
支配されています。

良いときも悪いときも
あるがままの自分を
受け入れて挙げたいですね。

妊活に悩みはつきもの。

一人で抱え込まず、
些細なことでも
匠整体院にご相談くださいね。