妊活に必要な幸せホルモン「オキシトシン」とペットとの関係

投稿日時:2020/09/24(木) 10:01

ハグやキスなどスキンシップによって
分泌されるホルモン「オキシトシン」。

「オキシトシン」は
ギリシャ語で「早く生まれる」
という意味の語源で、
古来より女性の妊娠や出産、子育てに
関連するホルモンとされています。

ストレスや痛みを和らげたり
血圧を下げたり
ダイエットや美容効果も
得られるなど。

幸せ感を出してくれる
というありがたいホルモンです。

オキシトシンは、
恋愛ホルモン
抱擁ホルモン
信頼ホルモン
絆ホルモン
思いやりホルモン
癒しホルモン
など、数々の言葉で形容されます。

オキシトシンが分泌されると
幸せな気分になる、
心が癒やされストレスが減る
ほか、

・不安や恐怖心が減る
・パートナーへの信頼の気持ちが増す
・親密な人間関係を結ぼうとする
・心臓の機能が上がる
・感染症予防につながる
などの効果があるとのこと。


妊活中はどうしても
ストレスをためがち。

なかなか思うような結果が出ない
とイライラしてしまいますが、
そんなときこそ
「オキシトシン」を増やしたいですね。







おうちに犬や猫など
ペットを飼っている人は
オキシトシンを増やしやすい
環境にいるとのこと。

ペットと目が合うと
人の脳の下垂体から
オキシトシンが分泌され、

その量は3倍以上に
増えるのだそうです。


犬や猫のやわらかい毛を触って
癒やされたり
なんだか穏やかな優しい気分になったり・・・
という経験はありませんか?

これは脳内に
幸せホルモンの「オキシトシン」が
分泌されている証拠。

人はやわらかいものや
人肌くらいの温かいものに触れると
気持ち良さを感じるようです。


ペットの体は
やわらかい毛で覆われているので
ペットに触れることで
幸せを感じやすいのでしょう。

また、オキシトシンが分泌することで
同じく幸せホルモンと呼ばれている
「セロトニン」や
やる気や心地よい快感を得られるという
「ドーパミン」などの
神経伝達物質も増えるようです。


ペットとの触れ合いが
癒し効果が高いことは
アニマルセラピーなどからも
知られています。

妊活中のストレス軽減にも
役立ちます。

ペットを飼うと
可愛がるだけでなく
お世話が必要です。

妊活一色で思い詰めるよりも
ペットのお世話や
触れ合っている時間で
気持ちが紛れ
イライラも少なくなります。

ペットと遊んだり
散歩したりすることで
自然と運動量が増えるというのも
いいことですね。


子犬や子猫を育てることによって
母性本能が目覚めることもあります。

自分が母親になった
疑似体験をしているような
気分になるのだそう。

食事やトイレのお世話や
話しかけたりするのは
赤ちゃんのお世話にも
似ています。

実際、ペットを世話することで
母性本能が刺激され
妊娠したという話もあるのだそう。


ペットと過ごしながら
無事に妊娠したときは、
ペットが赤ちゃんを迎えられる
準備も必要です。

赤ちゃんの誕生に備え、
ペットに赤ちゃんの鳴き声を聞かせて
慣らしてあげるといいですよ。

赤ちゃんとペットが
仲良くなれれば
みんなが幸せに過ごせそうですね。

妊活でストレスは大敵。
ふわ~っとした
幸せな気分で過ごすことが
近道かもしれません。