妊活で気をつけておきたい、食中毒対策

投稿日時:2020/08/20(木) 11:06

妊活ではまず、
生活リズムを整えることが
大事と言われます。

生活リズムを整える
というのは
規則正しい生活をすること。

例えば、
栄養バランスのとれた食事に
適度な運動を取り入れ
良質な睡眠をとること
などですね。

人の体は
食べたものから出来ているので
中でも
食事はとても大事。


季節によって
必要な栄養素が違うので
旬の素材を積極的に
取り入れて
しっかり栄養をとりたいものですね。


どんな食事をするか?
ということも
大事なポイントですが、
「食中毒」についても
気をつけておきたいところ。

特に梅雨のジメジメした時期から
暑い夏にかけては
菌の活動は活発になります。

1年の中でも、
6月から9月は食中毒が一番多い時期と
言われています。

食中毒の原因となるのは
細菌とウイルスですが、
どちらも目に見えないほど
小さなものなので、
きちんと対策をしておくことが重要です。


細菌は
温度や湿度など
条件が揃えば
食品の中で増殖し、

ウイルスは
食品を通じて体内に入り
人の腸管内で増殖します。


暑さで体が弱っていると
抵抗力が落ちるので
ちょっとした菌でも
食中毒につながることに。


症状は人によってさまざまで
必ずしも重篤化する
というわけではありませんが、
軽い症状でも
体の抵抗力が落ちます。

食中毒によって
抵抗力や免疫力が落ちると
妊活にも影響します。


食中毒は外食だけでなく
家庭内でも発生するので、
食中毒を起こさないように
気を付けたいですね。





食中毒予防の
3大原則は次の通り。

①細菌をつけない
②細菌を増やさない
③細菌をやっつける

細菌をつけないためには
手洗いを徹底すること。

手にはさまざまな
雑菌が付いています。

特に食事前や調理前、
トイレの後は
石鹸で指の間や爪の中まで
キレイに洗いましょう。

基本的なことですが
とても大事なことです。


細菌を増やさないためには
食品を低温で保存しましょう。

細菌は
高温多湿で増殖する性質があり、

10℃以下で保存すると
増殖しにくくなり、
−15℃で増殖が止まると
言われています。

常温で置いておくと
菌の発生リスクが上がります。

買い物の際は
肉や魚などの生鮮食品は
最後にかごに入れるなどの工夫をし、

保冷剤や保冷バッグに入れて
持ち帰るとより安全ですね。

買い物後は寄り道せず
真っ直ぐ帰宅し、
持ち帰った食品は
すぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。


また、細菌やウイルスは
熱に弱いです。

肉や魚などは
十分に加熱して食べること。

素材の中心部が
75℃で1分以上加熱するのが
ポイントです。

出来上がった料理は
長時間放置しないことも大事。

なるべく食べる直前に
調理する方が安全です。


食品の他にも
食器や調理器具も
清潔な状態にしておくこと。

使った食器は放置せず
食後にサッと洗うのを
習慣化しましょう。

まな板や包丁などの
調理器具も使った直後に
洗剤を付けてよく洗うことです。

仕上げに熱湯をかけると
殺菌効果がありますよ。


布巾やタオルなどは
熱湯で煮沸した後に
しっかりと乾燥させると
菌を増えにくいです。

一年の中でも
暑さ厳しいこの時期、
食中毒対策もしておきたいですね。