妊活は知らなかったことを知るチャンスでもある

投稿日時:2020/07/09(木) 09:56

赤ちゃんが欲しいね、と
子どもを望むカップル全てが
思ったように授かるわけではありません。

そして、「妊活」をすれば
すぐに授かる方法が提示されるわけでも
ありません。

妊娠に向けた前向きな行動こそが
妊活の重要な部分を占めることになります。

そこには知らなかった世界に触れることができる、
知っておいて損はない知識を得ることができる、
貴重な体験をするこができる期間なのです。


「自分の体とどのように付き合うか」
妊活中の向き合うべき大きなテーマです。

一生懸命妊活と向き合うために、
体に悪いものは「排除すべし!」という
気持ちになりがちです。

今まで楽しんできたもの、
お酒や外食、夜遊び、たばこ…
いきなりスパッとやめた!とすると、
ストレスが貯まったり、
何をしたらいいかわからなくなりませんか。

また、ストイックな筋トレやダイエットは
妊活にはどうしても必要か、と言われると
「優先順位は高くない」
と言わざるを得ません。

「妊活のために○○しなくてはならない」
ということであれば、
母体となる女性の精神や体にストレスが
かかりすぎるため、おすすめできません。

どちらかというと…
「こういう考え方は今までなかったな」
「意外と奥深いな」
と納得や感心をしながらの方が
すんなり受け入れやすくなります。




妊娠を考えるようになる前は、
女性は特にスタイル維持のために
食事に気を配ります。

それはカロリーであったり、糖質であったり、
「太らない」食べ物への関心が高い人が
多いことでしょう。

妊活に取り組むようになると
食事への気の配り方が少々変化します。

「体に良い栄養素を効率よく摂るには」
と食事の際に考えるようになります。

栄養素をバランスよく摂取する
無理なく食事に組み入れる
血液循環をあげる食べ物とは

…などを体系的に知ろうとする人が
増えるのです。

もちろん、妊娠を望んでいる方だけでなく、
妊娠中も産後授乳中も離乳食も
子どもの食事作りも家族の健康維持にも
こういう栄養素をバランスよく摂る方法は
適応できます。

そして嬉しいことに、女性だけでなく男性も
バランスよく適度に摂取する方が
「太らない」「むくまない」ことに
気づくことになります。

仕事やプライベートで忙しい年齢や時期には
なかなか知るチャンスがないことだと思います。


「適度な運動が必要」なのは妊活をしていなくても
誰でも必要なことです。

その「適度」を変えていく必要があることも
妊活中には気づくことができます。

そのためにどのような運動を選ぶべきなのか、
自分の体調周期を感じながら
どのぐらいまで負荷をかけるのか
「強弱の管理」をするのかが
妊活中の適度な運動になります。

そのためにはどういった運動方法がいいかというと、
意外とシンプルなものが多いのです。

ウォーキング
バランスボール
ゆったりしたヨガ
など、あまり器具を使わない、自宅でも
ひとりでもできる、運動がいいと発見します。


何事にもがんばることは大切ですが、
頑張りつつも無理は禁物なのが妊活です。

新しい世界をみつける気持ちで
ひとつずつ取り組んでほしいと
願っています。