妊娠力を高めるには、腸内環境を整えることが大事!

投稿日時:2020/06/04(木) 09:58

妊娠力を高めるためには、
子宮内の環境を整えることは
大事ですね。

それと同時に、
子宮の横にある
「腸」の環境を整えることも
とても大事なことです。

腸では食べ物を消化し、
小腸で消化されなかったものは
腸内細菌が分解します。

分解された栄養素が
体に吸収され、

要らないものは
老廃物として
体から排出される仕組みです。


腸内の環境が整っていないと、
この消化・吸収・排出が
うまくできなくなります。

腸内環境に
直接影響を及ぼすという
「腸内細菌」は
とてもデリケートです。

ストレスや
運動不足、
食生活の乱れなどが原因で
簡単にバランスが崩れます。


バランスが崩れると
便秘や下痢など
お腹が不調になったり、
過敏性腸炎などを
引き起こすこともあります。

またアトピーや
アレルギーの発症、
うつ症状を招くことも。

その結果、
妊娠しにくい体質につながります。


太りすぎや痩せすぎなども
不妊の原因になると
言われていますが、
体型に関係するのも
この腸内細菌です。

腸内にはたくさんの細菌が生息し、

菌の種類ごとに
「腸内フローラ」
と呼ばれる群れを
成しています。

腸内フローラは
妊娠にも密接に関係するので
よいバランスを保つことが大事です。

それには
腸内フローラの多様性、

つまり
さまざまな種類の菌が存在する状態
を維持することが大事です。

そのためにできることは
日々の食生活の見直しです。




腸内フローラを整える
食生活とは?

善玉菌を増やすものや
善玉菌のエサになるものを
取り入れることです。

腸内の善玉菌を増やすには、
発酵食品がおすすめです。

例えば、
・味噌
・醬油
・納豆
・チーズ
・ヨーグルト
・ぬか漬け
など。

これらの発酵食品を取り入れることで
善玉菌を増やすができます。

並行して
善玉菌が正常に作用し
育てていくことも大事です。

野菜や果物など
水溶性の食物繊維は
善玉菌のエサになります。

例えば、
・大根
・人参
・さつまいも
・きのこ類
・果物全般
・大豆
・ひじき
・わかめ
など。

オリゴ糖も
善玉菌のエサになります。
・玉ねぎ
・ニンニク
・牛肉
・豆乳
・きなこ
などです。

こうして見ていくと
和食中心の食事をすることで、

自然と発酵食品を
取り入れることができる
ということが分かります。

味噌や醤油は
和食の基本的な調味料です。

特別な食事をする必要はなく、
昔から食べられてきた和食が
腸内環境を整えてくれます。


逆に
控えるべき食事はというと、

善玉菌とは真逆にある
悪玉菌を増やす食品です。

動物性タンパク質や
脂肪が多いものが
これに当たります。

他にも、
加工食品に含まれる
保存料や添加物なども
要注意です。

例えば
加工された食品や
ジャンクフードには
こうした物が多く含まれています。

体は異物として認識し
体外に排出しようとするため、

善玉菌が減り
腸内フローラが乱れます。

結果的に
妊娠力低下に
つながることになります。

食べたもので体が出来ている
と言われますが、
日々の食生活が
体に与える影響は大きいです。

匠整体院では
妊活のサポートとして
日々暮らしの知恵を
お伝えしています。

お気軽にご相談くださいね。