心無い!?一言で、大きなストレスを受けないために

投稿日時:2018/01/05(金) 09:30

新しい1年が始まりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末年始といえば、里帰り。

自分やパートナーの故郷へ行った人も
多いのではないでしょうか。
大切な人達や、親しい友人などに会える
貴重な機会である一方、
耳が痛い事を言われてしまう可能性の
高い時期でもあります。

主に両親や祖父母、親戚のおじさん&おばさんから、
ということが多いのではないでしょうか?
友人たちとの近況報告の中で、
という事も良くある話です。


結婚適齢期といわれている時期を
過ぎて入る場合は、
「結婚しないの?」
「いい人はいないの?」
という詮索。
結婚したいのにご縁がない場合も、
結婚願望が強くない場合も、
心配してくれるのはありがたいけれど、
口に出さずに、
そっと見守っていて欲しいと言うのが、
言われる方の本音だと思います。



おめでたに関しても同様です。

「お子さんはまだ?」
「子どもを作る予定はないの?」などという言葉。

特に、赤ちゃんが欲しいと妊活中で、
なかなか上手くいかない事が続いている場合は、
当人にとっては、本当にツライ質問となってしまいます。

色々と聞かれたり、言われたりするのがユウウツで
「帰省したくない」
なんてなってしまう事もあります。


そんな気持ちになってしまうことは、
決して、あなたの考え方や感じ方が悪いということでは、
ありません。
当然の感情の動きだと思います。


理解しているとは思いますが、
そのような事を言ってくる人も、
決して悪意をもって言ってくるわけではない、
ということは、忘れずにいましょう。
あなたの事を責めているわけでは無いはずです。


昔ながらの考え方、感覚で、
「結婚をしたら、子どもができるもの。それが普通」
と潜在意識に持っている人は、
多いと思います。
「いいお天気ですね」
ぐらいの軽さで、
「お子さんは?」と既婚者への挨拶としてしまう人が、
まだまだいるのが現実。

そんな時は、できるだけ深刻に捉えずに済ませたいですね。

ついつい深刻に捉えてしまう人は、
感受性が豊かで想像力が豊かな人だと言えます。
これは、とても素敵な個性です。
その想像力を向ける向きをちょっと変えてみて、
「あ、今のは挨拶がわりのつもりだったのかな?」
捉えられるようになると、
だいぶ気が楽になるのではないかと思います。









同じ事を言われた時に、
人によって、
あるいはタイミングによって
捉え方が変わってくるのは、
「自己肯定感」が関わってくると言えるでしょう。

自己肯定感が低いと、
自分を否定されたり、ダメ出しされているように感じて
落ち込んでしまいます。
逆に高いと、前向きに捉えて受け流す事ができ、
それをひどく気に病むことはありません。




自己肯定感が低くなっている時の主な傾向として、
次のような事があげられます。
・自分の事が嫌、自分を信じる事ができない
・1つの事を長く続けられない
・失敗を恐れる
・他人を信用できない
・積極性がない
・素直に他人の話を聞くことができない
・上記のことから、周囲から評価されない
など。

完璧主義すぎる人も、
自分へダメ出しをすることになりやすく、
自己肯定感が低くなりやすい傾向があるそう。


逆に自己肯定感の高い場合は、
次の様な特徴があげられます。
・自分の事が好きで、自分を褒めてあげられる
・おしゃべりが好き
・失敗を恐れない
・「自分は自分」他人と比較しない
・よく笑う
など。


周りの人から言われたことを、
気に病んでしまうと言う事は、
大きくストレスを受けてしまうということ。

特に、妊娠を望んでいるのならば、
ストレスはなるべく軽くしておきたいものです。
自己肯定感を高くすれば、ストレスも減るはず。

自己肯定感を高めるために、心がけたいポイントを
ご紹介しますので、
できるものだけでも取り組んでみてくださいね。
・自分は恵まれている、ラッキーだと捉える
・ポジティブな言葉を言うようにする。
・自分で自分を褒める癖をつける
・自分の頑張りを周囲に話して、認めてもらう


年末年始に言われた事で、
精神的にへこんでしまったとしても
これからは、
「自分は自分でいい」と
大らかな気持ちで、毎日を過ごせるといいですね。