妊活、まずは姿勢をよくすることからはじめましょう

投稿日時:2020/05/21(木) 09:47

妊活を始めるにあたり
最初に見直したいこととして
「姿勢」があります。

整体では、
背骨や骨盤のゆがみを整えることで
人がもともと持っている
自然治癒力を高める
という考え方があります。

自然治癒力とは
怪我や病気を自分の力で治していく
体の働きのこと。


この自然治癒力が
正常に働くためには

脳と体の各所や内蔵が
脊椎神経やそこから分かれた
細かい神経を介して
安定した状態を
維持していることが必要です。


背骨の中には
脳からつながっている
脊椎神経が通っていますが、
背骨にゆがみがあると
神経の伝達がうまくいきません。


自然治癒力が下がったり
体の機能が十分に
発揮できなくなります。


つまり、
本来持っている
体の機能を
正常に働かせるためには
「姿勢をよくすること」が
必須ということです。


姿勢は一瞬で
良くなるものでも
悪くなるものでも
ありません。

座り方、歩き方、体の使い方など
日々のクセの蓄積で
姿勢がゆがんでいきます。

まずは
普段の自分の姿勢を
見直すことから
はじめましょう。






とは言っても、
自分の姿勢やクセは
自分ではよくわからないもの。

鏡に映る自分を見たり、
家族に写真や動画を
撮ってもらい
客観的に見てみるのも
おすすめです。


人の背骨は本来
S字カーブをしています。

背骨には2つの役割があり、
一つは体を支えること。

もう一つは
神経を守ることです。

S字カーブになっていることで
外から衝撃を受けたとしても
ダメージが少なくなります。

関節に弾力がある状態です。

姿勢が悪いと
この弾力が弱くなり、
体への負担が大きくなります。

姿勢が悪くなる原因は、
背骨の使い方や
座り方にあります。

例えば、
デスクワークや
立ち仕事など
1日中同じ姿勢で過ごす事が多いと
姿勢が悪くなりやすいです。

イスに座るとき、
腰を立てた状態で
背骨を伸ばせているでしょうか?

腰を立てていれば
背骨はS字カーブに保たれています。

長時間同じ姿勢で
イスに座ったままだと
腰を丸めてしまう事が多いです。

腰が丸くなっていると
背骨は大きなC字になり、

肩より頭が前に出て
背骨のカーブが崩れている状態です。

姿勢の乱れが長期的続くと
その状態に
背骨が固定されてしまいます。

こうなると、
肩こりや首こり
頭痛や腰痛などの症状があらわれます。

ぽっこりとお腹が出るのも
姿勢の乱れが原因だったりします。


本来あるべき
S字カーブの
背骨を保つことで
体全体の流れがスムーズになります。


姿勢をよくすることは
自然治癒力や免疫力を高め、
妊娠力を高めることにもつながります。

背骨をキレイなS字カーブにするために
大事なことは、
背骨の土台となる
骨盤を立てることです。

まずは、
骨盤の下にある尖った骨
「坐骨」を意識してみてください。

座った状態で
お尻の下に手を入れて
ももを上げてみると
手にささる骨が
坐骨です。

骨盤を立てて座るコツは、
坐骨を立てて
そこに体重をかけて座ること。

これだけで
腰が伸びて
背骨がキレイなS字カーブになります。

妊活では、
骨盤を立てた
しなやかな背骨であることが
とても大事です。

匠整体院では
他にも日々の暮らしで
取り入れられることを
アドバイスしていますよ。