股関節を動かし、柔らかくして、妊活・出産に効果を期待しましょう

投稿日時:2020/05/08(金) 10:46


ウォーキングやランニングなど、
比較的手軽に取り組める運動をしたいと
思っていても、
仕事が忙しかったり、
悪天候が続いたり、
他にも様々な理由で、それが難しいこともあります。

妊活を意識しているのなら、
身体の血行を良くしておきたいもの。

特に屋内で過ごす時間が長いと
1日に歩く歩数も減ってしまいがちです。

1日中、座ったり横になったりしている時間がほとんどでは、
身体を動かす量も減って血行が悪くなってしまうことは、
想像できるかと思います。


ウォーキングでは、少し大股で股関節を大きく使うことが
良いと言われます。

ウォーキングなどがなかなかできない時には、
家で意識して股関節のストレッチをしたり、
動かしてみたりするのはどうでしょうか。

股関節周りを柔らかくしておくことは、
子宮周りの血流が良くなることが期待できます。
それは、妊娠に向けての子宮のコンディションが
アップすると考えられるということです。

また、妊娠をしていざ出産という時にも
股関節の柔軟性が求められます。
股関節が硬いと出産のときに股関節脱臼がおきる
リスクがあるからです。
妊婦さんに股関節のストレッチが良く進められていますが、
妊活中から股関節を良く動かして柔らかくしておけば、
ひとつ心配事が減りますよね。




具体的に股関節を動かすって、
家の中ではどんな風にすればいいのでしょう。

難しく考えることはありません。
簡単な方法をふたつ紹介するので、
チャレンジしてみてください。

ヨガマットなどがあればそれを使ってください。
無くても、大判のバスタオルを敷いたり、
柔らかすぎなければ敷布団やマットレスの上でも
良いかと思います。






ひとつは、ヨガの合蹠(がっせき)のポーズ。

まず、仰向けになって両膝を立てます。
そこから、両膝を左右に開き、左右の足の裏を合わせます。
両手は、楽な位置に置きます。
頭の上にあげて万歳ポーズなら胸が開きます。
お腹の上にのせると呼吸を意識しやすくなります。
このポーズで全身と力を抜いて、
ゆっくりと深呼吸をします。
目を閉じるとさらにリラックスできるかと思います。

ポーズを終える時には、
両手を膝の外側に添えてあげて、
膝を閉じるようにしましょう。

股関節が硬くて膝があまり開かなくても、
決して無理はしないで下さい。
力をうまく抜けないという時には、
膝の下にクッションや座布団などを敷いてみてくださいね。


もうひとつは、
まず足を延ばして仰向けになります。
左右どちらか片方の膝を曲げ、
膝を両手で抱えて胸に引き寄せます。
この時、息を吐きながらがおすすめです。

引き寄せた足を少し緩めたら、
膝を曲げたままの状態で
股関節を中心に大きくゆっくりと足を回します。
時計回り、反時計回りの両方、各3回ずつ行います。
回し終わったら、膝をもう一度胸に引き寄せてから、
下ろして伸ばします。

これを反対側も行います。

股関節を大きく動かすことができ、
お尻の筋肉も動かすことの出来る運動です。


どちらも仰向けに寝転がって簡単に出来る動きなので、
ぜひ毎日の生活に取り入れてみてくださいね。

子宝生体では、他にも日々の生活に取り入れられることを
アドバイスできますので、どうぞ活用してください。