男性不妊症の原因は?酸化ストレスを予防する食生活のススメ

投稿日時:2020/04/23(木) 10:04

年齢と共に自然妊娠が難しくなります。
晩婚化で女性だけでなく、
男性も年齢と共に元気な精子の数が減ります。

不妊治療と言うと、
女性が治療に通うイメージがありますが
不妊の原因は
男女半々くらいとのことです。

男性不妊症の原因としては
・造精機能障害
・精路通過障害
・性機能障害
・酸化ストレス
が挙げられます。

そのうち一つ目の「造精機能障害」
つまり、
精子がたくさん作れない
という原因が全体の8割を占めるのだそうです。

生活習慣を見直すことは
男性不妊症の予防につながります。

例えば、
・メタボ対策として、ウォーキングなどの軽い運動をする
・喫煙を減らす、出来れば禁煙する
・適量の飲酒は問題ないが、深酒をしない
・自転車、バイクに長時間乗らない
・長風呂や長時間のサウナは避ける
・十分な睡眠をとり、決まった時間に就寝、起床する
・1日3食、バランスの良い食事をする
など。

基本的な生活習慣の見直しをすることで
男性不妊症の予防ができるなら
是非取り組みたいですね。

中でも、1日3食の毎日の食事を見直すことは
効果的だと言われています。

男性不妊症の原因のひとつ
「酸化ストレス」も食品によって改善されます。

酸化ストレスは、
酸化力が抗酸化力を上回った状態のこと。

リンゴを切ってそのままおいておくと
茶色に変色するのが酸化です。

体にはもともと
尿酸、アスコルビン酸、メラトニンといった
抗酸化物質が存在しますが、

20代をピークに
加齢と共に体内の抗酸化物質が低下すると、
体も同じように酸化が進みます。

日常的に食事から
抗酸化作用のある食品を摂りたいものです。



抗酸化作用のある栄養素は
・ビタミンC
・ビタミンE
・ミネラル
・ポリフェノール
・カロテノイド
など。

ビタミンCは、
緑黄色野菜や柑橘系のフルーツなど。
水溶性のビタミンなので、
サッと洗って生で食べるのがおすすめです。

ビタミンEは、
ごま、アーモンド、ピーナッツなど
油脂に溶ける脂溶性のビタミンです。
緑黄色野菜を、
ひまわり油や紅花油などの植物油で炒めると
効果的ですね。

ミネラルは、
わかめやのり、昆布などの海藻類や魚介類、納豆など。
熱に強く水に溶けやすいので、
蒸し料理や煮汁ごと煮込むとよいです。

ポリフェノールは、
プルーンやリンゴ、コーヒー、赤ワインなど。
フルーツの場合は、皮に含まれるので
皮ごと食べるとよいでしょう。

コーヒーは製品化されたものよりも、
淹れたてに多く含まれています。

お酒を飲むなら、
赤ワインを適量飲むのがよいですね。
適度な飲酒は、リラックス効果があり
ストレス発散にもなります。

カロテノイドは、
濃い色の野菜やフルーツの
黄色、オレンジ、赤色の色素成分で、
パプリカ、トマト、オレンジなどが代表的です。

中でも、赤パプリカには
特に抗酸化力が高い成分が含まれています。
油脂性なので、油と一緒に調理すると
体内への吸収がよいです。

毎日の食事で
抗酸化作用のあるものを摂ることも
妊活の取り組みのひとつ。
美味しく、二人で取り組めそうですね。

子宝整体でも
無理せず暮らしの中で取り組めることで
妊活の応援をしています。