妊活中こそ意識したい!食品の選び方

投稿日時:2020/03/25(水) 11:10

妊活中は
婦人科に受診に行き
アドバイスや治療を
受けることがあるかもしれません。

でも、妊活に必要なことは
最先端の医療を受けることよりも、
普段の食生活や生活習慣を
見直すことが大事です。

不妊の原因は必ずしも
女性だけにある訳ではないので
食生活や生活習慣を
夫婦一緒に見直していくことは
とても効果的だと考えられます。

食生活については、
食材の選び方で
不妊症が改善されることもあります。

普段なにげなく
食べている食品でも
選び方で体への影響は変わってくるのだとか。

例えば、
・炭水化物
・脂質
・乳製品
についてみていきましょう。

まずは炭水化物について。

一言で「炭水化物」と言っても
血糖値に与える影響で
良し悪しが変わります。

血糖値が急激に上がるものは
体に負担がかかります。

一気に上がった血糖値を
正常な状態に戻そうと
インスリンが分泌されるため
空腹の状態になり
また炭水化物を摂取すると
繰り返されます。

その結果
肥満や糖尿病のリスクが高くなるということです。


血糖値の上がり方が
ゆるやかな食品が
良質の炭水化物と言えます。

例えば、
精製されていない
「全粒粉食品」が挙げられます。

特徴は、消化に時間がかかるので
血糖値がゆっくり上がること。

食物繊維、ビタミン、
ミネラルなどの栄養素を
そのまま残しているという
優れた食品です。

普段食べているものを少し変えるだけで
全粒粉食品を摂ることができますよ。

例えば
白いパンを全粒粉パンにする、
白米を玄米に変えてみる
というちょっとした工夫で
良質の炭水化物を取り入れることができます。





次に、脂質について。
脂質の中でも、
トランス脂肪酸と言われるものは
排卵や妊娠の障害になる
と言われています。

マーガリンやショートニング
ファストフードに多く含まれています。

これらをなるべく摂取せず
不飽和脂肪酸やオメガ3脂肪酸
と言われる脂質を
積極的に取り入れたいです。

不飽和脂肪酸は、
赤身の肉、クリーム類、チーズなど。

オメガ3脂肪酸は、
植物油、大豆、青魚
などに含まれています。


オメガ3脂肪酸を多くとっていると
生まれてくる子供へも
良い影響を与えることもあるのだそうです。

妊娠しやすくなるだけでなく、
将来的にもよい影響がある
ありがたい脂質ですね。


最後に、乳製品について。
「脂肪分無調整」
のものを選ぶことが大事です。

例えば、
牛乳、ヨーグルト、チーズ、アイスクリームなど。

同じ乳製品でも、
低脂肪を摂取すると
排卵障害や不妊のリスクを高めると
言われています。

低脂肪牛乳は
脂肪分を取り除く過程で
女性ホルモンである
エストロゲンやプロゲステロンが
除去されてしまうのだそうです。

その結果、
男性ホルモンが過多になり
排卵障害が起こるリスクが高くなるとのこと。

ヘルシーなイメージの低脂肪ですが、
妊活には逆効果なんだそうです。

炭水化物、脂質、乳製品は
日常的によく摂取するものです。

妊活の第一歩は、
普段の食生活を見直すことから
始めてみてはいかがでしょうか?

匠整体院では
一人一人の体質に合った妊活のアドバイスをしています。
いつでもご相談くださいね。