ホルモンのバランスを整えるには、良質な睡眠をとることが大事!

投稿日時:2020/01/23(木) 09:21

充実した睡眠を取ることは、
誰にとってもとても大事なこと。

睡眠とホルモンバランスは密接に関係しているので、
特に妊活中は、良い睡眠をとるよう心がけたいです。

睡眠は、
体と心を休める大切な時間。

疲れた体を癒し、
体のいろんな場所をメンテナンスしています。

睡眠時間を確保することも大事ですが、
長く寝ているからといって、
必ずしも十分な睡眠が取れているかどうかはまた別の話です。

満足する睡眠を取るには、
睡眠の質が大事。

それは眠った時間ではなく、
睡眠の深さが重要です。


睡眠には、
レム睡眠とノンレム睡眠があります。

レム睡眠は、
Rapid Eye Momentの頭文字をとった
REMから来ていることばで、
浅い眠りのこと。

寝ているのですが、
まぶたの下で眼球が動いている状態です。


ノンレム睡眠は、
レムではない状態のこと。

この二つの状態が
睡眠中交互に繰り返されています。


眠りにつくと、
まず最初にノンレム睡眠が始まります。

ノンレム睡眠は、脳が眠っている状態で、
細胞の新陳代謝や免疫力を高める活動、
体の修復が行われます。


ノンレム睡眠が終わると、
レム睡眠に入ります。

レム睡眠では、脳が活動しているて、眠りは浅い状態です。

記憶や心の整理が行われます。

脳の中の情報が整理され、脳が活性化されます。


ノンレム睡眠とレム睡眠の1周期は
だいたい90分くらいです。

この周期が一晩に何回も繰り返されるのですが、
眠り始めた最初のノンレム睡眠が
最も深い睡眠と言われています。


寝始めの90分が一番大事で、
体内のホルモンのバランスが整えられ、
疲労回復や免疫力が高められます。


たとえ十分な睡眠時間が取れない時でも、
最初の90分の睡眠が深いものであれば、

心身ともに疲れがとれ、
スッキリ目覚めることができます。






また、睡眠には男女で違いがあります。

それは、ホルモンの分泌に違いがあるからです。

男性はホルモン分泌に周期がないですが、
女性は生理の関係で、
ホルモンの分泌に変化があります。

月経の周期は約28日で、
卵胞期と黄体期に分かれコンディションが変わります。


月経が終わった直後の卵胞期は、
活動的で精神的にも落ち着いています。

眠気も抑えられ、
睡眠時間も自然と減っているのはこの時期です。


次の黄体期では、
体がだるく感じられたる、眠気もあります。

精神的に不安定になるのもこの時期です。


眠くなるのは、
体が睡眠を必要としているサイン。

体をいたわらなくてはいけない時期ということです。


女性ホルモンの働きやバランスによって、
調子の良い時と悪い時の差もでてきます。

バランスが崩れると
精神的に不安定になることもあります。

そんな時は、今はこういう時期だな、
という開き直ることや、

家族やパートナーに自分のコンディションを説明し、
理解してもらうことも有効ですね。

周りの理解があると、
気持ちが楽になり精神的も落ち着きやすくなります。


女性の心と体は
ホルモンのバランスを受けやすいようにできています。

些細なことで
ホルモンバランスが崩れたり、整ったりします。

子宝整体もその一つ。

健康だと思っているけど、
なんかスッキリしない、というお悩みがあれば、
受診してみる価値がありますよ。