妊活中のカフェインはNG?それに変わるものは?

投稿日時:2020/01/16(木) 09:26

眠気に効果があるとされるカフェイン。

コーヒー、紅茶、緑茶などの
日常的な嗜好品に含まれるので、
気づけば毎日摂取しているかもしれません。

カフェインには覚醒や興奮する作用があるので、
寝る前に飲むと
目が冴えて眠れなくなったり、

常習性もあるため
摂取量には気をつけたいです。


カフェインを摂りすぎると、
・めまい
・心拍数が上がる
・興奮
・不安や震え
・不眠
・下痢
などの症状が出るとされています。


適度な量のカフェインは、
リラックス効果もあるのでよいのですが、
やはり摂り過ぎはよくありません。

特に妊活中や妊娠中は出来れば控えた方が良い、
と言われていますが、実際はどうでしょうか?


妊娠中にカフェインを避けた方が良い理由は、
胎児の成長を妨げる可能性があるからです。

カフェインは血管を収縮させる作用があります。

そのため、カフェインを摂取すると、
頭痛がなくなって頭がスッキリしたり、
眠気がなくなります。

カフェイン摂取による血管の収縮は、
頭の中だけでなく、
全身で起こっています。

妊娠中なら、
胎盤の血管も収縮させてしまうので、
胎児の血流が落ち、
十分な栄養が胎児に届かなくなります。

結果的に
胎児の成長を妨げることになってしまいます。


妊活中の場合も、
カフェインを摂り過ぎると、
血流が悪くなり妊娠しにくくなるようです。


妊活中はお腹に胎児がいる訳ではないので、
妊娠中ほど神経質になることはないかもしれませんが、

妊娠した時のことも考えて、
妊活中からカフェインを控えておく方が良さそうですね。






だからといって、
妊活中や妊娠中は一滴たりともカフェインを摂ってはいけない!
ということではないのでご安心ください。

妊娠中のカフェインは、
1日200mgくらいなら悪影響はないようです。

妊活中も同じくらいか、
300mgくらいまでにしておくと安全とのこと。


1日200mgのカフェインといっても、
飲み物によって含有量が違います。

カフェインが含まれる代表的な飲み物で見ていくと、
・コーヒー 300~400ml
・紅茶 600ml
・緑茶 900ml
・ウーロン茶 900ml
くらい。

コーヒーに比べ、
紅茶や緑茶の方が許容が多いのは
紅茶や緑茶に含まれるカテキンによるもの。

カテキンがカフェインの吸収を抑える働きがあるからです。

それでも
食後のコーヒーはやめられない!楽しみたい!という人は、
食事中のお茶を変えてみてはどうでしょうか?

麦茶や黒豆茶、ルイボスティーなら
カフェインフリーです。

和食の食事とも合わせやすく、
おうちご飯におすすめですよ。

食後はカフェインレスのデカフェや
カフェインフリーのタンポポ茶で、
コーヒー風味を楽しむこともできます。

これを機に
ハーブティーを楽しむのも一つ。

代表的なものだと、
カモミール、ハイビスカス、レモングラス、ペパーミントなど、
ハーブティーには色や香りを楽しめる種類がたくさんあります。

リラックス効果が高い物が多いので、
気分に合わせて楽しむのも素敵ですね。

ハーブティーの中でもカフェインが入ったものがあるので、
確認してから飲むようにしてくださいね。