百人いれば百通りの不妊原因がある!スムーズに妊娠するために必要なことは何か

投稿日時:2019/12/26(木) 10:17

女性は、年齢とともに妊娠しにくくなります。

特に30代後半から妊娠率が大幅に低下し、
40代になるとほとんど不可能となります。


50歳くらいまで月経がある人が多いのですが、
実際には40歳前後で妊娠可能な
卵胞を使い果たしていることが多いのです。



稀に45歳くらいで妊娠する人が
有名人の中にいますが、
そういう人は相当なお金をかけ、
しかもかなり努力して妊活しているはずです。


そのため、こういう稀有な例を取り上げて、
40歳過ぎても出産が可能」というのは、
実情にそぐわないと考えたほうがよさそうです。


女性が妊娠できるかどうかは、
健全な卵胞がどれだけ
残っているかにかかっています。



一般的に、健全な卵胞の数は
若い女性のほうが多いのですが、
必ずしもそうとは言い切れません。


卵巣にどれだけの卵胞が
残っているかを知るには、
AMH(アンチミューラリアホルモン)
の数値を見ればわかります。


たとえ20代でも、このAMHの数値が
低ければ妊娠は難しくなります。



そのため、不妊治療をする前に、
まずAMHを測っておく必要があります。

この検査の結果によって、
どういった不妊治療が有効かを
見極めなくてはなりません。


排卵誘発の方法には調節卵巣刺激法や
簡易刺激法があり、卵胞の状況を見ながら、
適宜排卵誘発剤を使って不妊治療を行います。



女性の年齢が高くAMHの数値が低い場合は、
不妊治療が可能な時間が限られてきます。


この場合は排卵の誘発方法も
簡易刺激法という、あまり体に
負担をかけない方法しか取れない
ことが多いため、さらに妊娠が難しくなります。


これに関しては、たとえ20代でも
AMHの数値が低い場合は同じと
考えたほうがよさそうです。





このケースでは、最悪の場合早発閉経に
つながるおそれがあるので注意が必要です。


早発閉経になると、実年齢は若くても
卵巣機能が極端に衰えているために、
20代や30代の若さでも
閉経してしまうことがあります。


また、一般的には年齢が若くて
AMHの数値が高いと妊娠率も高くなるのですが、
必ずしもそうとは限りません。


たとえば、多嚢胞性卵巣症候群に
かかると排卵が阻害されるために、
卵巣内に多くの卵胞がたまって
月経周期を乱すおそれがあります。


このように、妊娠を阻害する要因は複雑で、
しかも複数の要因が絡んでいることも多いので、
百人いれば百通りの不妊原因がある
と言っても過言ではありません。



多嚢胞性卵巣症候群のように
排卵が正常に行われない場合は、
卵巣を過剰に刺激しないことが大切です。



そのため、体外受精を試みる場合は
強い刺激を与えないようにして、
摘出した卵子を凍結して保存した上で、
卵巣の状態を安定させてから
受精卵を戻すなどの措置が必要です。


このように、不妊の理由によっては
AMHの数値を見ながら不妊治療の方法を
考慮しなければならず、治療にかかる
時間も費用も膨大になるケースも
少なくありません。


子宝整体では、病院での不妊治療効果を
最大限に引き出すために、
母体の体調を整えて妊娠しやすい体を作ります。



病院で不妊治療を受けても妊娠が困難な方は、
子宝整体を並行して受けることを
おすすめします。


両方を実践することによって、
妊娠率は確実にアップします。