カイロを使って体を効果的に温める方法は?妊活で温めたい場所とは?!

投稿日時:2019/11/21(木) 09:52

妊活中は
体を冷やさないことが大事。

冷えは大敵なので、
日ごろから体を温める工夫は必要です。

「カイロ」は、
体を手軽に温められる便利グッズ。

電気もガスも使わず、
袋から出すだけで、
発熱するという優れものです。

これから気温が下がる時期なので、
カイロは手放せない
という方も多いかもしれません。

手軽に使えて
とても便利なカイロ、
妊活中には
大いに活用したいです。

実はカイロは
体に貼る位置や場所によって、
効果が変わってきます。


一般的にカイロを貼る
おすすめの場所は、
首・背中・お腹・足首・腰です。

まず、
首を温めれば
温かい血が全身をめぐります。

首の冷えは
風邪の原因にもなるくらい
寒さは首からくるとも言われます。


背中は、
ちょうど鎖骨と肩甲骨の辺りに
大きな筋肉があります。
筋肉を温めると
血流がよくなります。


お腹は
筋肉が少ないため
冷えやすい場所。

お腹が冷えると
内蔵の働きも低下します。

おへその下辺りを温めましょう。


足首は、
心臓から遠いため、
血の巡りが滞りやすいところ。


そして、
妊活中にカイロを貼る
おすすめの場所は、
「腰」です。

よりピンポイントに言えば、
「仙骨」です。

仙骨は、
腰の少し下から
お尻の割れ目の上に位置する
平たい三角形の骨のこと。

仙骨の周りには、
太い血管が通っているので、
ここにカイロを貼りピンポイントで温めることで、
効果的に全身を温めることができます。

骨盤に近い仙骨を温めると、
骨盤内の臓器に
血液が送られるようになり、
温かい血液が全身をめぐり、
体温が上がります。

血液の巡りがよくなると、
子宮や卵巣に栄養や酸素が送られ、
動きが活発になり、
妊娠しやすくなると言われています。

この付近は
神経も集中しているので、
自律神経のバランスを
整えることにもつながります。





仙骨に加えて、
足首や足の甲に貼るのも
おすすめです。

足の冷えは
全身の冷えにつながります。

足を温めると、
全身がポカポカするので、
寒い時は、
仙骨と足の2か所に貼ると
温め効果は絶大です。


逆に、
普段は温め効果が高いけど、
妊活中には避けた方がよい場所は、
「お腹」。

特に「下腹部」です。

生理痛などの時に
経験があるかもしれませんが、
下腹部にカイロを貼ると
とても温かくて気持ちよいですね。

ダイレクトに温まる感覚があるのですが、
妊活中、
特に排卵日以降は
おすすめできません。

下腹部を温めると、
子宮や卵巣が温まります。

受精卵や精子は熱に弱いので、
下腹部にカイロを貼ってしまうと、
受精卵の働きが悪くなります。


最後に、
カイロを貼る時の注意点を
ご紹介します。

カイロは
だいたい40℃くらいの温度ですが、
最高温度が60℃くらいまで
上がることもあります。

持続時間は約10時間くらい。

火傷しないよう注意が必要です。

ポイントは、
肌に直接貼らず、
衣服の上から貼ること。

衣服の上と言っても、
薄い肌着では
低温火傷することもあるので、
十分に注意しましょう。


これからの季節、
寒さ対策はとても大事。

特に妊活中は
体を冷やさない工夫をしたいです。

手軽に使えるカイロを活用して
上手に体を温めてくださいね。


子宝整体では、
さまざまな角度から
妊活のサポートをしています。

お気軽にご相談くださいね。