低用量ピルとは?将来の妊活に影響は?

投稿日時:2019/09/12(木) 09:15

低用量ピルを飲むと、
卵巣を無駄に疲れさせなくて済むようになります。

子宮内膜症の人には低用量ピルが処方されます。

子宮内膜症は月経のたびに炎症が広がるので、
低用量ピルを飲んで疑似妊娠状態を作ることで月経がなくなるため、
内膜症を改善することができるのです。

子宮内膜症でなくても、月経による不快感や
体調不良を抑えるのに低用量ピルが有効です。

また、低用量ピルの服用は、
卵巣がんや子宮がんを予防するのにも役立ちます。

低用量ピルを飲むと排卵がなくなりますが、
だからといって卵巣の機能が低下するわけではありません。

ちなみに、産婦人科の女医の中には、
低用量ピルを服用している人が多いといいますから、
その効能は「お墨付き」と言ってもいいでしょう。

ただし、ピルを服用する間は禁煙しなければなりません。

また、血栓症になるおそれがあるため、
脱水状態にならないように注意する必要があります。

この2つだけ気をつければ、低用量ピルの服用は働く女性にとって、
子宮と卵巣を休ませる効果があるため、
将来の妊活にとっても有効となります。




というのは、毎月の月経で卵巣と子宮が疲弊していると、
いざ妊娠したいときに妊娠しづらくなるおそれがあるからです。

もちろん、月経は人によって軽かったり重かったりしますから、
軽い人は無理に低用量ピルを飲む必要はありません。

月経の症状が重く、不快感や体調不良で悩まされることが多い人は、
服用を検討してみることをおすすめします。

ピルを飲み始めると、毎日同じ時間に飲むことになります。

保険で処方できるのは3カ月分までなので、
3ヶ月ごとに産婦人科にかからなくてはなりません。

この点がちょっと面倒ですが、
ピルを飲んでいる間は年に1回の子宮がん検診が必須となるため、
生殖器系疾患の予防という意味でも意義があります。

35歳になると、妊活のタイムリミットも迫ってきます。

そのため、35歳までに何の準備もしていない人は、
そこであわてることになりますが、
前もっていろんな準備をしていれば、
難なく乗り越えることも可能です。

しかし、そのためにはまず現在の自分の体の状態を
把握することから始めて、
今できることから着手することが大切です。

妊活では、ほとんどの人が産婦人科に行って、
妊娠しづらい原因を突き止めます。

それから妊娠のための妊活に入るわけですが、
妊活の方法の中に整体を活用した「子宝整体」というのがあります。

整体というと、「高齢者が体の不調を改善するために通うもの」
と思っている方が多いかもしれません。

しかし、整体は妊活にも大いに役立ちます。

整体は体の芯から改善していく療法なので、
整体を受けることで血行が改善し、経絡の流れもよくなります。

このように、まず体全体を健康体にして、
妊娠しやすくするのが整体による妊活なのです。

病院などで不妊治療を受けながら、
同時に整体による妊活を行うと、
妊娠できる確率が上がるといわれています。

そのため、少しでも妊娠の確率を上げたいのであれば、
不妊治療と整体を同時に受けることをおすすめします。