どれくらい妊娠しないと不妊症なの?

投稿日時:2019/08/22(木) 10:11

一般的に、次の排卵日を狙ってセックスすると、
6回目までに妊娠する確率は約90%に上るといわれています。

また、12回までだと99%が妊娠するということです。

12回ということは約12カ月ですから、
妊娠したいカップルが
1年たっても妊娠しないようなら、
不妊症の可能性があると見たほうがよさそうです。

ただし、子宮内膜症だったり、
子宮筋腫を患っていたり、
月経が不順な場合は
妊娠しにくいことが明らかなので、
1年を待たずに病院で診察を受けたほうがいいでしょう。

35歳を過ぎた女性が妊娠を望む場合は、
早めに医師に相談することをおすすめします。

女性の加齢に伴い、卵子も変化していくので
妊娠しづらくなるからです。







不妊症の原因はいろいろありますが、
原因がひとつとは限らず、
いくつかの原因が重なっている場合もあります。

また、医学的に調べても何も異常がないのに、
妊娠できないケースも意外に多いようです。

特に女性の不妊症で多いのは、「排卵障害」です。

いわゆる月経不順がひどい人は、
排卵障害の可能性があります。

排卵障害の原因は高プロラクチン血症によるものや、
多嚢胞性卵巣症候群によるものが多いのですが、
中には無理なダイエットや精神的ストレスが
原因となっている場合もあるようです。

また、20代や30代で卵巣機能が低下した結果、
無排卵になってしまって不妊症になるケースもあります。

このほか、性器クラミジア感染症が原因で、
卵管が閉塞して不妊症になる場合もあります。

女性はクラミジアに感染しても気づかないことが多いのですが、
放置すると卵管の周囲が癒着して、
卵子が取り込めなくなり不妊症になることもあるようです。

月経時に出血が多く貧血の疑いがある人は、
子宮筋腫や粘膜下筋腫の可能性があります。

子宮筋腫は受精卵の着床を妨害するので、
不妊症になりやすいのですが、
精子が卵子に届くのも妨げるため二重に妊娠しづらくなります。

また、生まれつき子宮が変形している人は、
不妊症よりも流産しやすくなるので注意が必要です。



ここまでは子宮や卵管などに異常があって不妊症となるケースですが、
これ以外に免疫に異常があるために不妊となる場合もあります。

女性の中には抗精子抗体を持つ人がいますが、
このために妊娠できないこともあるようです。

抗精子抗体とは精子の動きを止めてしまう抗体で、
これが卵管内で分泌されると、
人工授精で精子を子宮内に注入しても
卵管内で精子が動かなくなります。

また、これらのほかに、
不妊の原因がわからないケースもかなりあります。

男女とも何も異常がないのに妊娠できないケースは、
全体の3分の1もあると言われています。

その中には、精子や卵子に妊娠するだけの力がない場合もありますが、
その原因の多くは加齢によるものです。

このため、男性か女性、あるいは双方の年齢が高くなると、
原因不明の不妊が増えることがわかっています。

このように不妊の原因はさまざまあり、
病院ではそれぞれの原因ごとに対処法がありますが、
子宝整体では総合的に女性の体を健康体にすることで、
妊娠できる確率を上げていきます。