妊活中の下着について

投稿日時:2018/07/25(水) 10:13

あなたは今、どのような下着を主に着用されていますか?

一般的には知られていないことかもしれませんが、
下着が原因で身体に不調が現れた
という方がいらっしゃるのです。

妊活中の女性だけでなく、男性にとっても
下着を選ぶことは重要なことといえます。

○下着選びのポイント
下着を選ぶ際に最も重要なポイントは、3つあります。

1.歩行や運動の妨げとならないこと
ゴムや布地が当たる部分が擦れ、
赤くなったり痛みを感じたりした場合は、
下着が身体にあっていないと考えてもよいでしょう。

2.血行を阻害しないもの
過度な締めつけによる血行不良は、
身体に不調をきたす原因となります。

3.素材を考慮する
素材によっては通気性の悪いものがあり、
蒸れやかぶれといったトラブルにつながる可能性があります。
男性の場合は、冷やさなければならない睾丸を
温めてしまうことにもなりかねません。

身体に合わない下着を長時間身につけることは、
相当なストレスにもなります。

ストレスは、不妊や頭痛、めまい、
ぜんそくなどのアレルギーや、
高血圧、腰痛、更年期障害などの症状に
影響を与えているといわれています。




妊娠・出産を経験した女性は、
崩れた体型を元通りにするために
補正下着や骨盤ベルトなどを利用する場合があります。

ただし、これらの着用時期を誤ると、
逆に身体に負担をかけてしまうことになってしまうのです。

出産のために広がった骨盤は、
時間の経過とともに元に戻っていきます。

この期間を、産褥(さんじょく)期と呼びます。
一般的に6~8週間とされており、
この期間は安静にすることが推奨されています。

しかしながら、崩れた体型を一日も早く
妊娠前の状態に戻したいと考える方は、
少なからずいらっしゃいます。

当院としては、
産褥期間中に、補正下着や骨盤ベルトを使用することは、
あまりおすすめできません。

この時期は、補正下着に注目するのではなく、
日常着用するショーツのタイプに注目しましょう。
デザインはビキニタイプのショーツよりも、
ジャストウエストのショーツがおすすめです。

お腹を温めることで、
子宮や骨盤周りの筋肉が受けたダメージを
修復する力が促進され、
骨盤が元の状態に戻るサポートとなります。

妊娠や出産とは無縁の男性であっても、
高齢になるにつれ、
下着選びは重要となってきます。

長時間のデスクワークを行った際、
下着の中が蒸れやすいと感じる方は多いことと思います。
メッシュ素材や、蒸れの解消に特化した下着などを
活用しましょう。

座ることは下半身の血流が滞りやすくなる姿勢であることに加え、
座る椅子の素材によっては、
お尻に汗をかきやすくなります。

集中して仕事をこなしたいところですが、
下半身の血行不良や汗蒸れの解消のためにも、
一時間に数分程度は立ったり、歩いたりすることをお勧めします。

小スペースで行うことのできるストレッチは、
全身の血流を改善する効果も期待できます。

血流改善や筋肉の柔軟性を取り戻すことは、
肩こりや腰痛といった症状の軽減にもつながります。
小さな積み重ねではありますが、
全てが不妊改善へとつながっていくのです。

不妊子宝整体では、
日常行うことのできるセルフケアに関する
アドバイスも行っています。