不妊検査って何をするの?

投稿日時:2018/06/19(火) 13:52

妊娠を望んで避妊をしなくなってから、
1年以上が経つけれど、
なかなか妊娠できない。
1年が不妊症を疑う目安だというし、

そろそろ、不妊治療を考えた方がいいのかな?
治療の前にまず検査があるはず。

不妊症の検査って、どんなことをするのでしょう。
女性・男性に分けてご紹介します。


【女性】

・内診・経腟超音波検査
診察台(内診台)の上にて、おこなわれます。
子宮・卵巣を押して痛いところがないかどうかを見ます。
また、細い超音波プロープを挿入して
子宮筋腫・卵巣のう腫・子宮内膜症などの
トラブルの有無も確認します。

・子宮卵管造影検査
X線で透視をしながら、子宮口から造影剤を注入して
子宮の形の異常や卵管閉塞などがないかを見ます。
少し痛みがありますが、この検査の後に自然妊娠することも
少なくないそうです。

・血液検査
血液を採取して、検査や全身疾患に関係する検査を行います。
ホルモン検査の中には、女性ホルモン・男性ホルモン・
卵胞刺激ホルモン・黄体形成ホルモン・
プロラクチン・甲状腺ホルモンの検査が含まれます。
ホルモンは、月経周期によって変化をするので、
時期を分けて検査が行われます。


以上、3種類が女性側に行われる一般的な検査です。

一般的な検査で、所見がある場合に
おこなわれる特殊な検査として、
・腹腔鏡検査・子宮教検査
・MRI検査
などがあります。








【男性】

・精液検査
2~7日の禁欲期間(射精しない期間)後、
マスターベーションで全量を採取します。
理想は病院で採取することですが、
20~30℃程度を保持できれば、
自宅での採取後、2時間以内に検査をできれば、
ほぼ病院で採取した場合と
同等の結果が得られることが多いそうです。

精液検査で調べるのは、
精液量・精子濃度・総精子数・前進運動率・総運動率・
正常精子形態率・白血球数
となります。

男性の精液性状は日々変動するので、
もしも悪い結果が出たとしても、
再検査をすると問題ない場合もありますので、
一回の検査結果が全てではない事を
あらかじめ理解しておくといいですね。



精液検査の結果、異常が認められた時に泌尿器科的検査を行います。

・診察
不妊症に関連する病気や既往症の有無・現在の性生活の状況確認・
外陰部の診察・卵巣のサイズ測定・精索静脈瘤の有無などが
触診で行われます。

・内分泌検査
血液検査で、男性ホルモンや性腺刺激ホルモンなどを調べます。

・染色体・遺伝子検査
精子数が極端に少ない場合や無精子症の場合に行われることがあります。




不妊症検査は、最もプライベートな部分が診察されることもあり、
プライドや羞恥心、不安などで受けることを躊躇する気持ちがあるのは、
当たり前だと思います。

でも、お二人の間に子宝を授かるためには、
医学的には妊娠の妨げになる症状がないことを
確認することも必要な事です。

夫婦の課題ですから不妊検査を受けるのならば、
ふたりともに受けるようにしたいですね。



医学的には問題なしだったけれど、
これからどうすればいいか迷っているのなら、
ぜひ子宝整体を妊活に取り入れてみませんか?

匠整体院では、お一人お一人に合わせた施術を行い、
ご自宅で出来るセルフケアなどのアドバイスもしています。